2014年02月05日
〈企画事業〉105・「第12回〈津屋崎千軒〉ふるさと塾」開催
写真@:石津宏介講師(中央こちら向き)の講話に耳を傾ける人たち
=福津市まちおこしセンターで、2014年2月5日午前10時10分撮影
第12回「〈津屋崎千軒〉ふるさと塾」
「年中下駄暮らしの思いを語る会」開催しました
「海とまちなみの会」は2月5日、福津市まちおこしセンター「津屋崎千軒なごみ」で、第12回〈津屋崎千軒〉ふるさと塾「年中下駄暮らしの思いを語る会」=写真@=を開催、福津、宗像両市などから市民ら男女12人が受講しました。
講師の石津宏介・「海とまちなみの会」副会長(70)(福津市宮司)が、宗像高校へ3年間下駄通学以来、北海道大学での応援団時代、福岡県での教員時代と教員退職後に中国に渡航した当時も下駄を年中履いた――と下駄愛用の生活を紹介。このあと、高校での下駄履きが禁じられた歴史が、アメリカから靴が大量に入ってきた戦後史と重なる点などに触れ、「水虫の心配もなく、素足のまま自然のままの下駄履きをこれからも続けたい」と語りました。
これに対し、聴講者から大分県の高校では剣道部や柔道部は下駄履き禁止を例外にしていた例や、1960年代の終わりにはジーンズに下駄履きがおしゃれなファッションとされたなどのエピソードも話され、日本人の下駄履きから靴履き生活への変化の背景や功罪、下駄履き運転禁止と交通事故防止まで幅広く論議が弾みました。
会場には、石津講師愛用の4万円の式典用仕立下駄やご尊父の桐の下駄など5足の下駄も展示=写真A=、聴講者の興味を引いていました。
写真A:会場に展示された4万円の式典用仕立下駄(中央)など5足の下駄
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