写真@:「町並みの保存・継承と町家等の活用」をテーマに開かれた「第5分科会」
=福津市文化会館・2階の「大研修室」で、2012年12月1日撮影
「第35回全国町並みゼミ福岡大会」盛況裡に閉幕
第5分科会に最多の99人が参加、熱い論議交わす
11月30日から福岡市で開幕した「第35回全国町並みゼミ福岡大会」(主催・実行委員会、特定非営利活動法人全国町並み保存連盟)は、12月2日に全体会が開かれ、盛況裡に3日間の日程を終えました。
「地域遺産の再発見とまちの魅力創出―福岡から活かそう 町並みとアジア文化―」をスローガンに、全国の町並み保存やマチづくり団体のリーダー、学者、建築家、行政関係者ら約350人が集合。2日目の12月1日は、福岡、太宰府、福津3市で開かれた計6分科会で論議を深めました。このうち、福津市文化会館で開かれた「第5分科会」=写真@=には、6分科会のうち最多の99人が参加、「町並みの保存・継承と町家等の活用」をテーマに活発な意見を交わし、盛り上がりました。
1日午前、「第5分科会」開始前に行われた〈津屋崎千軒〉見学の町歩きでは、参加者が多いため3班に分け、「海とまちなみの会」のボランティアガイド11人が案内しましたが、「津屋崎人形巧房」=写真A=では店内に一度に入りきらないほどでした。
写真A:見学者があふれる「津屋崎人形巧房」の店頭
=福津市津屋崎3丁目で、2012年12月1日撮影