写真@:「卯建と鏝絵の町家めぐり」に参加し、
「麻生久彦邸」に建つ白壁の卯建を観る人たち
=福津市津屋崎で、18日午前10時25分撮影
19日終了しました
そうつこう! 「うだつ」と「こて絵」の残る路地
津屋崎千軒 町家まつり
〜江戸時代からの町並みをなごみの郷に〜
18日開幕した福津市津屋崎の町興しのイベント・
「そうつこう! 「うだつ」と「こて絵」の残る路地 津屋崎千軒 町家まつり
〜江戸時代からの町並みをなごみの郷に〜」(主催・津屋崎地域郷づくり推進協議会、藍の家保存会)は、19日も「津屋崎千軒 海とまちなみの会」のメンバーが担当する「卯建と鏝絵の町家めぐりガイド」=写真@=や講演会を行い、盛況のうちに2日間のまつり日程を終了しました。
「津屋崎千軒町家まつり」は、江戸時代からの歴史的な町並みで知られる〈津屋崎千軒〉かいわいで、18、19両日午前10時から午後4時まで開催、参加町家30軒でお宝展示や室内公開、陶芸作品などの販売を実施。この日午前10時、「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」前を振り出しに9軒の町家を訪ね歩く「卯建と鏝絵の町家めぐり」には、家族連れら約20人が参加し、各町家の卯建と鏝絵をじっくりと眺め、「海とまちなみの会」のボランティアガイドに熱心に質問していました。
午後1時からは、「福津市まちおこしセンター」で田上(たのうえ)健一・九州大大学院芸術工学研究院准教授(建築計画)が、「〈津屋崎千軒〉における生活空間の変容と空き家の活用方策」と題して講演しました=写真A=。市民や町興しボランテイアら約50人の聴講者からは、〈津屋崎千軒〉の町並みの特徴や変容ぶりを明解に分析した講演だったとの感謝の弁が述べられ、町家や町並みの保存策への質問も出ました。
写真A:講演する田上健一・九州大大学院准教授
=「福津市まちおこしセンター」で、19日午後1時25分撮影