写真@:松本将一郎・福岡県教育庁文化財保護課技術主査(右端)の「津屋崎の文化財について」の講演を聴く受講者たち
=福津市津屋崎4丁目の国指定重要文化財「豊村酒造」主屋・本座敷で、2026年1月25日撮影
福津市の豊村酒造で「津屋崎千軒文化財探訪」が開催されました
観光庁「地域観光魅力向上事業」採択〜津屋崎千軒クロニクル〜事業
観光庁「地域観光魅力向上事業」採択〜津屋崎千軒クロニクル〜事業『津屋崎千軒文化財探訪』=一般財団法人津屋崎豊村喜三郎記念財団(代表理事・豊村理惠子「豊村酒造」社長)主催=が2026年1月25日、福津市津屋崎4丁目の国指定重要文化財「豊村酒造旧醸造場施設」の主屋・本座敷で開催されました=写真@=。
「豊村酒造旧醸造場施設」は令和6年(2024年)1月19日、国の重要文化財(建造物)に指定。貴重な文化遺産の保存・継承と津屋崎の地域活性化に寄与することを目的に同年2月4日、一般財団法人津屋崎豊村喜三郎記念財団が豊村酒造(「津屋崎千軒 海とまちなみの会」会員)に設立されました。
『津屋崎千軒文化財探訪』は参加無料で、福津市内外の20歳以上の23人が午後1時から豊村酒造の普段非公開の本座敷(十畳二室の続き間)で受講。【第一部/講座】では、「豊村酒造旧醸造場施設を活用し、津屋崎の発展に寄与できるように努めたい」としている豊村理惠子代表理事が「お寒い中、参加いただき、ありがとうございます」と主催者挨拶=写真A=し、財団の設立経緯と重要文化財指定後の状況を大久保つや子理事がスライド映像をスクリーンに映写して説明した後、豊村酒造の歴史を映像・音声で収録したDVDが放映されました。
写真A:主催者挨拶する豊村理惠子代表理事
続いて、松本将一郎・福岡県教育庁文化財保護課技術主査が「津屋崎の文化財について」講演。江戸時代から海上交易と福岡藩直営の塩田で栄えた津屋崎千軒の歴史と文化を伝える@「豊村酒造旧醸造場施設」A国登録有形文化財・津屋崎千軒民俗館「藍の家」B国登録有形文化財・「旧玉乃井旅館」の三つの文化財について、「いずれも津屋崎千軒の繁栄を物語る明治時代建築の町家で、貴重な文化財」と江戸時代や明治の古地図を紹介しながら解説しました。友人と受講した福津市の女性(74)は「知らないことばかりで、受講して良かった」と喜んでいました。
このあと、【第二部/スペシャルガイドツアー】に移り、受講者は古閑由美「藍の家保存会」代表のガイド=写真B=で「豊村酒造旧醸造場施設」と「藍の家」、「旧玉乃井旅館」を見学して「豊村酒造」に戻り、清酒「豊盛」の試飲も楽しみました。
写真B:豊村酒造主屋・土間でガイドする古閑由美「藍の家保存会」代表(手前向き)