写真@:『はちがめ通信24号』1面掲載記事
「津屋崎千軒 海とまちなみの会」会報ニュース
『はちがめ通信24号』を発行しました
「津屋崎千軒 海とまちなみの会」は、会報ニュース『はちがめ通信24号』(A3判カラー、表裏2面印刷)200部を6月21日付で発行、22日から会員や活動支援の方たちなどに配布を始めました。
『はちがめ通信24号』1面=写真@=のトップ記事には、福津市複合文化センター「カメリアステージ」と、「海とまちなみの会」が2025年5月18日に開催した麦秋の津屋崎里歩きを楽しむフットパスの様子を掲載。福津、宗像両市から参加した9歳から81歳までの男女19人が、約3Kmのコースを約2時間かけて道草散歩、田園と里山の風景や野鳥のさえずりなど初夏の自然を五感で満喫した様子を紹介しています。
1面下段左側には、「海とまちなみの会」が2024年11月9日に福津市宮司浜4丁目の宮地浜「夕陽風景時計」(幅110cm、奥行き70cm、高さ90cm)を訪れた福岡市のNPO法人福岡テンジン大学(岩永真一学長)の男女10人を迎え、同時計の見方を説明した後、津屋崎千軒の国指定重要文化財・「豊村酒造」旧醸造場施設,妻壁の左右に卯建が残る町家・「麦屋惣平衛邸」などを見学した模様を掲載。豊村酒造で清酒を試飲する写真も添えています。1面下段右側には、「海とまちなみの会」が同年10月12日に開催した“絶景の道”と宮地浜「夕陽風景時計」・松原を巡るフットパス2024で、参加者男女30人が「宮地嶽神社」の“光の道”夕陽絶景地の参道から海辺の松林など約3kmを歩き、海浜植物の観察や路傍の野草など里の秋を楽しんだ様子を掲載しています。
『はちがめ通信24号』2面=写真A=は、海とまちなみの会と一般社団法人海のほとり玉乃井(金氣順也代表理事)が2025年4月19日、福津市津屋崎4丁目1−13の旧玉乃井旅館(現「海のほとり玉乃井」)で開催した「国登録有形文化財・旧玉乃井旅館」見学会をトップ記事で特集掲載しています。
見学会は、明治42年建築の旧玉乃井旅館(木造2階)が令和7年3月13日に国有形文化財(建造物)に登録されたのを祝して開催。福津、福岡、宗像、飯塚、筑紫野、古賀6市と福岡県新宮町在住の参加者34人が、「海とまちなみの会」副会長でもある金氣順也代表理事のガイドで建物外観や1,2階の客室見学の後、2階大広間での開会セレモニで福井崇郎福津市長が「国登録有形文化財・旧玉乃井旅館」の登録証を金氣代表理事に伝達授与する様子を写真2枚付きで紹介しています。申請の建物所見を書かれた山田由香里・長崎総合科学大学工学部教授が、「国登録有形文化財・旧玉乃井旅館を活かした町並みづくり」の演題で記念講演される写真も添えています。
写真A:『はちがめ通信24号』の2面
2面右側には、2025年2月15日に「海とまちなみの会」の観光ガイド拠点事務所・『貝寄せ館』(福津市津屋崎3丁目18−16)を貝類調査で訪ねられた神奈川県葉山町の日本貝類学会員・長尾修一氏(82)が、葉山町森戸海岸で採取の小さな桜貝約10点を同館に寄贈されたのを同氏の顔写真と寄贈の桜貝の写真付きで紹介。また、同館近くに住む深田政武さん(津屋崎祇園山笠振興会相談役)から同月8日、寄贈された二枚貝のシロチョウガイ(殻長約20p)も写真を添えて掲載しています。
2面下段には、第10回まちなみフォーラム福岡in津屋崎千軒実行委員会(事務局・海とまちなみの会)が2025年1月22日、〜祝豊村酒造創業150周年・旧醸造場施設国重要文化財指定〜「津屋崎千軒町家めぐり&第10回まちなみフォーラム福岡in津屋崎千軒」(2024年4月20日に福津市津屋崎の豊村酒造で開催)の開催報告書(A4判、61頁)を発行した内容を写真付きで紹介。「 海とまちなみの会」による開催地の報告をはじめ、西村幸夫國學院大學観光まちづくり学部長・教授(東大名誉教授)の「歴史的建造物の国重要文化財指定の意義と保全活用」の演題での基調講演で、旧醸造場施設が国重要文化財に指定された意義と活用について、「ここが町を守ったり育てたりする地域の拠り所になる」と指摘されたと掲載しています。この後、西村教授をコーデイネーターにしてのパネルディスカッション(テーマ「歴史的町並み景観の保全と町家の再生活用」〜豊村酒造建造物の国重要文化財指定を機に津屋崎千軒の活性化目指して〜)の記事も紹介しています。