2023年06月23日

〈事務局日記〉0401:宮地浜「夕陽風景時計」公共空地占用許可3年延長

〈事務局日記〉0401:@1802231730宮地浜「夕陽風景時計」1860.JPG
写真@:夕陽観賞の人たちに親しまれている宮地浜「夕陽風景時計」
   =福津市宮司浜4丁目の「宮地浜」で、2018年2月23日午後5時30分撮影

宮地浜「夕陽風景時計」の公共空地一部占用許可3回目の3年延長

福岡県知事の許可書が「海とまちなみの会」に届きました

 福津市津屋崎の「津屋崎千軒 海とまちなみの会」が平成26年(2014年)7月3日、同市の「宮地嶽神社」参道突き当たりの宮地浜(国有地)に設置した宮地浜「夕陽風景時計」が、福岡県知事から設置から3年ごとに必要な「公共空地の一部占用」期間更新で3回目の許可をいただき、令和5年(2023年)7月4日から同8年(2026年)7月3日までさらに3年間の期間継続が認められ、夕陽観賞に訪れる多くの方たちに引き続き楽しんでいただけることになりました=写真@=。

 宮地浜「夕陽風景時計」は、全国の約2百人から寄せられた寄付金約40万円で設置。緒方義幸・「海とまちなみの会」会員(福津市)が、夕陽が沈む方向と時刻、福岡市の志賀島や福岡県新宮町の相島など水平線の島々が描かれた約150度のパノラマ風景が分かるように考案・設計、扇形に描いたステンレス製の時計版(縦60a、横100a)です。縦軸に日没時刻、横軸に方位と水平線に見える島影の風景が刻まれ、横8文字の「夕陽ループ曲線」をたどれば、一年間を通じて夕陽が沈む方向と時刻が分かります。

 3年前の「公共空地の一部占用許可」期間1回目更新の申請書には、宮地浜「夕陽風景時計」が新聞各紙やラジオ、テレビで紹介されたほか、NHKテレビで全国放送やNHK WORLDで国際放送され、平成29年5月までに観光客や市民の方々に親しまれる人気スポットになっていることを添えて福岡県に提出し、許可されました。期間3回目更新許可申請の今回は、令和5年6月21日付の服部誠太郎知事名の占用許可書=写真A=が、福津市津屋崎2の「海とまちなみの会」事務局に6月23日届きました。

〈事務局日記〉0401:A230623福岡県知事許可書.JPG
写真A:「海とまちなみの会」に届いた服部誠太郎知事名の「公共空地の一部占用許可書」

 「海とまちなみの会」は、宮地浜「夕陽風景時計」を発着点として「宮司・浜の松原」、津屋崎浜、古風な趣のある町並み・〈津屋崎千軒〉を経て「宮地嶽神社」を回遊する「津屋崎里歩きフットパス」(歩程6.8km、所要時間2時間30分)を、福津市制施行10周年記念事業として市都市計画課と共働で平成26年7月3日の同時計設置と同時に開設。市内初のフットパスで、同年9月30日、「新日本歩く道紀行100選選考委員会」(事務局東京)から『絶景の道100選』に福岡県内からただ一か所認定されました。宮地浜「夕陽風景時計」で夕陽が沈む方向と時刻を確かめて、クロマツ林の「宮司・浜の松原」の小道や、海を渡り2千Kmもの旅をする蝶・アサギマダラが砂引草の花の蜜を吸いに5,6月飛来する「津屋崎浜」、「宮地嶽神社」石段最上部から宮地浜まで真っすぐ延びた参道沖に沈む夕陽絶景が2月と10月の年二度だけ望める光の道=℃ハ真B=など、四季折々の景色の移ろいを楽しめます。

〈事務局日記〉0401:B参道先に沈む夕日17.JPG
写真B:「宮地嶽神社」参道を黄金色に照らしながら宮地浜沖の玄界灘に沈む夕陽
    =2013年2月24日午後6時3分、「宮地嶽神社」参道石段最上部から吉村勝利・「海とまちなみの会」会員撮影
posted by ケント at 18:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 事務局日記
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