2022年04月23日

〈事務局日記〉0388:藍の家で藤原惠洋九大名誉教授講演会

〈事務局日記〉0388:@2204231530講演する藤原名誉教授9200.JPG
写真@:1階座敷で講演する藤原惠洋九大名誉教授
    =津屋崎千軒民俗館「藍の家」で、2022年4月23日午後3時30分撮影

福津市の国登録有形文化財「藍の家」で築120年祝い
藤原惠洋九大名誉教授の特別記念講演会が開催されました

 福津市津屋崎4の津屋崎千軒民俗館「藍の家」で4月23日午後2時半から、藤原惠洋(ふじはらけいよう)九大名誉教授(建築史)の特別記念講演会=写真@=が開催されました。明治34年(1901年)に染物屋(紺屋)・五代目上妻善兵衛氏宅として建てられた「藍の家」が、令和3年(2021年)で築120年になったのを祝う行事として講演を依頼。

 特別記念講演会は、藍の家保存会(「津屋崎千軒 海とまちなみの会」会員)が中心となって運営、藤原九大名誉教授(大分県竹田市文化振興財団理事長、前文化審議会世界文化遺産部会委員)が「私たちはどこからきて、今どこにいて、これからどこへ行くのか」〜津屋崎千軒、藍の家をめぐるまちづくり先達との出会いと路上物語〜の演題で講演。

 藤原講師は、上妻家住宅が旧津屋崎町(現福津市)に寄贈され「藍の家」として保存できたのは、平成5年(1993年)に設立された旧津屋崎町街並み保存協議会の原田活男会長(津屋崎人形師)と事務局を務めた柴田治さん(美術教師)の力が大きい、と説明。「二人は、人形作り、絵を描くという、物を生み出す人、クリエーターだった。津屋崎の地域固有資源の拠点である歴史的建物を保存、活用する藍の家の取り組みは、市民の社会的合意によるまちそだてのお手本。これからどこへ行くのか、30年後に向けた持続可能なまちそだてのあり方が大切です」と、聴講の多くの市民に呼びかけられました。
                                                       
posted by ケント at 20:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 事務局日記
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