2021年06月11日

〈活動記録〉0718:今季のアサギマダラ飛来記録

〈活動記録〉0718:@2105260822羽を広げて飛翔するアサギマダラ7700.JPG
写真@:スナビキソウ群生地を飛ぶアサギマダラ
   =福津市・津屋崎浜で、2021年5月26日撮影


“渡り蝶”・アサギマダラの今季飛来終わる

――福津市・津屋崎浜と宮地浜のスナビキソウ群生地

 「津屋崎千軒海とまちなみの会」は、4月25日から福津市・津屋崎浜と宮地浜のスナビキソウ群生地に飛来する“渡り蝶”・アサギマダラ=写真@=のマーキング調査を地元市民と続けていましたが、6月1日飛来の雄1頭にマークしたのを最後に今季は101頭(いずれも雄)にマークしました。2020年は81頭にマークしています。

 今季のアサギマダラの初飛来は4月29日の津屋崎浜で確認された1頭で、例年の初飛来確認の5月5日より1週間早まりました。アサギマダラが蜜を吸うスナビキソウの開花も、例年より早かったせいでしょうか。2020年の飛来終認は6月10日でしたが、2021年は初飛来が早かった分、今季飛来も早めに終息したようです。2018年の飛来終認は最も遅い6月15日でしたので、15日まで飛来調査を続ける予定。

 今季飛来数のピークは、5月14、15両日の各15頭、16日の13頭で、2020年の飛来数ピークの5月23日(12頭)より9日早まりました。2021年の九州北部地方の梅雨入りが5月15日で、2020年の6月11日より27日早いなど、気候変動の影響でしょうか。宮地浜では、福津市津屋崎1丁目の主婦宗俊頼子さんが5月11日にマークしたアサギマダラが、15日に約16km北東の同県遠賀郡岡垣町吉木浜で写真撮影され、日本の新たな北上ルートが初めて分かりました。

 これまで福津市津屋崎地区(旧宗像郡津屋崎町の津屋崎浜、宮地浜)でマークしたアサギマダラの北上による撮影の確認例はありませんでしたが、津屋崎地区への北上個体の確認例では2013年6月3日、宗俊さんが津屋崎浜で再捕獲した雌の標識付き個体が、長崎県新上五島町の野下広人さんが五島列島上五島(中通島)の林道でマークしたことが判明。23日間で東北東に154kmを移動したことになります。岡垣町吉木浜での北上個体雄の撮影記録は、五島列島から福津市津屋崎地区―岡垣町吉木浜を経て本州方面へつながる北上ルートが確認される可能性があると思われます。

posted by ケント at 19:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 活動記録
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