写真@:津屋崎浦・村の氏神「波折神社」の拝殿
=福津市津屋崎4丁目で撮影
〈津屋崎千軒〉の町並み案内人になりませんか
「第5期ボランティアガイド養成講座」第2回講義は8月16日
「津屋崎千軒 海とまちなみの会」の「第5期ボランティアガイド養成講座」第2回講義は、8月16日(日)14時から福津市の「カメリアホール」視聴覚室で例会を開いたあと、行われます。
7月26日の第1回講義では、伊能忠敬の津屋崎測量、佐治徳左衛門屋敷跡、黒田家と津屋崎‣養心公、地名・津屋崎の由来、津屋崎の海浜植物、津屋崎干潟の冬鳥などについて講義し、質疑応答も行われました。
8月16日の第2回講義では、卯建と鏝絵の町家巡り、津屋崎浦・村の氏神「波折神社」=写真@=、貝寄せの浜、北上のアサギマダラ飛来地、朝鮮通信使と相島交流の碑、消えた津屋崎名物などについて、「海とまちなみの会」の吉村勝利会長が著書のガイド教本・『津屋崎学―A Quaint Town Tsuyazaki-sengen Guide』改定版(B5判カラー、314n。2019年刊。カメリアステージ図書館収蔵)をもとに、スライドで写真を映写しながら話します。
瀬織津姫大神と住吉大神、志賀大神を主祭神三座とする「波折神社」は、令和3年(2021年)に「御遷座八百年」の節目を迎えます。境内には「百年に一度の大祭 津屋崎の氏神 波折神社御遷座八百年奉祝祭」のPRポスターが掲示=写真A=され、「波折神社御遷座八百年奉祝祭実行委員会」が同年10月9日(土)に奉祝祭、翌10日(日)に秋季大祭を予定。奉祝祭の式・祭典、記念事業として奉賛金による社殿・合祀境内社・石垣の改修を目指しています。また、2016年に上映されて世界的に大ヒットしたアニメ映画『君の名は。』(新海誠監督)のヒロイン・宮水三葉(みやみずみつは)の名前が、罪穢れを流し去る水の神・「罔象女神(ミツハノメカミ)」(瀬織津姫の別名)から付けられたとされ、瀬織津姫大神が主祭神の「波折神社」が『君の名は。』の女性ファンらに注目されているという。
写真A:境内に掲示された「波折神社御遷座八百年奉祝祭」のPRポスター
9月27日(日)の第3回講義では庚申塔、教安寺など、10月25(日)の第4回講義では津屋崎塩田、津屋崎馬車鉄道など、11月22日(日)の第5回講義では伊藤伝右衛門の足跡、東郷神社などの講義を予定(講義期日は会場予約などの都合で変更されることがあります)。受講料は「海とまちなみの会」会員は無料、非会員は資料代各回5百円が必要。5回の全講座を受講し、〈津屋崎千軒〉の町並み案内のガイドとして活動くださる方が対象です。受講の問い合わせは「海とまちなみの会」事務局・吉村へE-mail:yosi3019@sage.ocn.ne.jpで開講2日前までにお願いします。