2020年06月15日
〈活動記録〉0628:今季のアサギマダラ飛来記録
写真@:スナビキソウの花の蜜を吸う雄のアサギマダラ
=福津市・津屋崎浜で、2020年6月10日午前8時5分撮影
“渡り蝶”・アサギマダラの今季飛来終わる
――福津市・津屋崎浜のスナビキソウ群生地
「津屋崎千軒海とまちなみの会」は、5月8日から福津市・津屋崎浜のスナビキソウ群生地に飛来する“渡り蝶”・アサギマダラの観察、マーキング調査を続けていましたが、6月10日に飛来した雄2頭の写真を撮影したのを最後に今季は82頭の飛来を確認、うち81頭(いずれも雄)=写真@=にマークしました。2019年は53頭の飛来を確認、うち50頭にマーク、2018年は43頭の飛来を確認、うち42頭にマークしています。
「海とまちなみの会」会員が、今季の津屋崎浜への“渡り蝶”・アサギマダラの初飛来(雄2頭)を確認したのは5月8日で、うち1頭にマーク。2017、2018、2019年の初飛来はいずれも5月5日で、今季は例年より初飛来が遅れた分、終認(2019年は6月6日)も6月10日に遅れたのでしょうか。2018年の飛来終認は6月15日でしたので、11日から15日まで調査を続けましたが、新たな飛来個体は確認できませんでした。
今季飛来の特徴は、スナビキソウ群生地46株の開花を確認した4月30日から8日後の5月8日朝、2頭の初飛来を確認して以来、同月23日の12頭マークから飛来数のピークを迎え、1週間後の同月30日に9頭にマークの2番目の飛来数を数えました。スナビキソウの開花は5月13日までに341株を確認していましたが、花が枯れて75株開花確認に減少した6月6日を含む前後3日間は飛来確認数が0頭に。6月8日に2頭、9日に3頭、10日に2頭にマークしました。朝から雨天となった11日、九州北部地方は梅雨入りし、その後も15日まで雨天や曇り空で蒸し暑い日が多く、アサギマダラでなくとも涼しさを求めて早々に北上したくなりそうな天気でした。
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