2019年11月03日

〈活動記録〉0620:「第7回まちなみフォーラム福岡」に参加

〈活動記録〉0620:@発表する金氣順也会長4441.JPG
写真@:旧「玉乃井旅館」の保存・活用プロジェクトについて発表する金氣順也・「海とまちなみの会」会員
=福岡市東区馬出4の県教育会館で、2019年11月2日午後3時5分撮影

「第7回まちなみフォーラム福岡in唐津街道箱崎宿」開催
〜町並みや町家を未来につなぐ〜
「津屋崎千軒 海とまちなみの会」もパネリストなど参加

 福岡県内各地の文化的・歴史的資産である町並みを後世に残そうと、「第7回まちなみフォーラム福岡in唐津街道箱崎宿〜町並みや町家を未来につなぐ〜」(主催・「唐津街道箱崎宿箱崎・馬出プロジェクト」、「まちなみネットワーク福岡」)が11月2日、福岡市東区の箱崎・馬出地区で開催。県内のまちづくり団体で組織している「まちなみネットワーク福岡」に加盟している「津屋崎千軒 海とまちなみの会」からも会員3人が参加しました。

 午前10時から町並みフィールドワークが行われ、67人が4班に分かれて地元ガイドの先導で東区馬出4丁目の県教育会館から歩き、箱崎・馬出地区にある明治初期に「唐津街道」沿いに建てられた「箱嶋家住宅」(国登録有形文化財)など町家5軒を見学、正午前に筥崎宮に到着。

 午後1時からは県教育会館で開会セレモニーがあり、118人が出席。「箱嶋家住宅」当主の箱嶋文衛・「唐津街道箱崎宿箱崎・馬出プロジェクト」代表と大塚政徳・「まちなみネットワーク福岡」代表が主催者挨拶を行い、田村邦明・筥崎宮第57代宮司が「筥崎宮境内に残る本殿・拝殿、楼門など国指定重要文化財の歴史的建造物を将来に伝え、箱崎に点在する町家を残す意義や取り組みへのご提案をいただきたい」と基調講演しました。続いて、松浦一之介・福岡市文化財活用課文化財建造物専門員が「イタリアの景観政策」の文化財保護と理念を紹介、開催地の和田阜・馬出校区自治協議会副会長が箱崎宿界隈の町家巡りイベントや町家調査など「唐津街道箱崎宿箱崎・馬出プロジェクト」の活動を報告しました。

 午後3時からは、第T分科会「子どもにつなぐ:子どもたちに町並みや町家の魅力を伝えていく工夫」、第U分科会「民でつなぐ:町並みや町家を守り活かす輪の広げ方」を開催。第U分科会では、福津市宮地浜の一級建築士金氣順也・「海とまちなみの会」会員が津屋崎千軒に残る木造2階建て築百年超の旧「玉乃井旅館」の建物修復、現代美術展、喫茶玉乃井開催など保存・活用プロジェクトについて発表しました=写真@=。
posted by ケント at 05:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 活動記録
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