写真@:津屋崎塩田の歴史と「恋の浦」の海水での塩作りの講話を熱心に聴く児童たち
=福津市・津屋崎小5年2組で、2019年10月15日撮影
津屋崎小5年2組児童の地域学習に協力
「恋の浦」の海水での塩作り講話を行いました
「津屋崎千軒 海とまちなみの会」は10月15日、福津市立津屋崎小5年2組の児童たちから依頼され、津屋崎塩田の歴史と「恋の浦」の海水での塩作りの講話を行いました=写真@=。
5年2組の児童40人が自主的に取り組む地域学習のテーマに、津屋崎の海水での塩作りを決め、平成22年(2010年)4月17,18両日、福津市まちおこしセンター「津屋崎千軒なごみ」で開かれた「津屋崎千軒うみがめ祭・町家まつり」で「塩作り体験教室」を開催した「海とまちなみの会」に講話を依頼。
15日の講話は5年2組の午後の授業時間に行われ、「海とまちなみの会」の吉村勝利会長が電子黒板にスライドを映写し、福岡藩が江戸時代に津屋崎・勝浦両塩田を開発し、筑前の塩生産量の90%を占め、“津屋崎は塩で保(も)つ”と言われるほど津屋崎千軒の繁栄を支えた歴史や、塩田の作り方、製塩の工程を説明、「塩作り体験教室」で「恋の浦」の海水での塩作りを指導した梶原康弘会員の塩作り工程について話しました。
講話を聴いた児童たちからは、「津屋崎の塩はどんな味?」「どんな塩がいいのですか」など活発な質問が相次ぎ、次は海水での塩作り体験に取り組みたいと意欲的です。