2018年09月09日
〈企画事業〉184:「馬鉄・塩田遺産を巡る津屋崎千軒フットパス」参加者募集
写真@:「馬鉄・塩田遺産を巡る津屋崎千軒フットパス」のポスター
〜地域の宝を見詰め直し後世に伝えたい〜 路地をそうつき、魅力をデジカメ撮影
「馬鉄・塩田遺産を巡る津屋崎千軒フットパス」を10月6日(土)開催=おわび:大型の台風25号の接近が予測され、お客様の安全を考慮いたしました結果、やむなく中止させていただくことを4日決定いたしました。イベント開催直前のご案内となりましたことをお詫び申し上げます。
福津市のまちづくりボランティア団体・「津屋崎千軒 海とまちなみの会」は10月6日(土)、市内2つ目のフットパスとして開設した「馬鉄・塩田遺産を巡る津屋崎千軒フットパス」(「カメリアステージ」発着の歩程2`・b、所要2時間)=写真@=を初めて開催します。デジカメ講座の現地撮影会を行う「カメリアステージ」との共催事業で、本会が平成26年に開設した「津屋崎里歩きフットパス」(宮地浜「夕陽風景時計」発着の歩程6.8`・b、所要2時間半)の新日本歩く道紀行推進機構による『絶景の道100選』認定(平成27年9月)3周年記念も兼ねたイベントです。平成19年に発足した「海とまちなみの会」が町興し活動の原点に帰り、地域の宝を見詰め直し、後世に伝えたいと、レトロなまちなみ散策地図・『津屋崎千軒そうつこう』(A2判)=写真A=を配ってガイド、参加の皆様に路地をそうつきながらフォトグラファー・元村安孝講師(福津市・「ヤスタカ写真事務所」代表)の撮影アドバイスを受けてフットパスコースの魅力をデジカメに収めていただきます。
写真A:10月6日のフットパス参加者に進呈されるまちなみ散策地図『津屋崎千軒そうつこう』(「海とまちなみの会」作製)
当日は、午前9時45分から福津市津屋崎1丁目の「カメリアステージ」玄関前で受け付け。10時から「海とまちなみの会」のガイドの案内で、明治末まで福岡県の製塩量の三分の一を占めて津屋崎千軒繁栄の源となった<津屋崎塩田>の産業遺産で、老朽化が進み、補修対策が課題の「塩倉庫」(旧熊本塩務局文書庫)=写真B=や、江戸時代からの古い町なみのランドマークで酒蔵・煙突の保全対策に福津市が取り組み始めている「豊村酒造」、9月4日放送のTBSテレビ゙番組「マツコの知らない世界」・ご当地民芸品で全国第一位とされた津屋崎人形「モマ笛」を江戸時代から作り続けている「筑前津屋崎人形巧房」、明治から昭和初期まで福間―津屋崎間を走った「津屋崎馬車鉄道」の津屋崎駅跡などを訪ねます。
写真B:「塩倉庫」(旧熊本塩務局文書庫)
フットパスとは? イギリスが発祥で、ありのままの風景や自然、古い町並みを楽しみながら歩くこと(Foot・フット)ができる小径(こみち。Path・パス)のことで、この小径を歩くことも言います。10月6日のフットパスに市内外から参加の皆様にお渡しする「海とまちなみの会」が活動の手始めに発行した『津屋崎千軒そうつこう』の「そうつこう」はそうつき(ぶらぶら歩き)ましょうの意味で、フットパスと同義語です。江戸時代から栄えた古風な趣のある町・津屋崎千軒(A Quaint Town suyazaki-sengen)の“卯建や鏝絵が残る路地”をそぞろ歩きし、歴史的な町並みの風情や地域の人との交流、豊かな自然景観、潮の香漂う港町の空気を五感で楽しみ、健康増進のお役にも立てればと願っています。
終点の「カメリアステージ」で12時解散、希望者は1階にあるカフェでドリンク(割引券付き)や昼食も楽しめます。募集定員は、申し込み先着順30名。参加費は5百円(保険・資料代)。申し込みは、「海とまちなみの会」事務局へ10月1日(月)までにメールyosi3019@sage.ocn.ne.jpか、電話090−7451−8063で担当吉村まで。
このフットパス開催に合わせ、「カメリアステージ」1階に「津屋崎馬車鉄道」の写真パネル=写真C=や、津屋崎駅の位置も示した「津屋崎千軒昭和初期の町並み」復元地図=写真D=(以上「海とまちなみの会」作製)、津屋崎塩田位置図、塩倉庫の写真など関連資料を展示します。
写真C:「津屋崎馬車鉄道」の写真パネル
写真D:「津屋崎千軒昭和初期の町並み」復元地図
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