2018年07月19日

〈事務局日記〉0346:クリーニング

〈事務局日記〉0346:@1807190602水洗い後「朝鮮通信使と相島交流の石碑」175.JPG
写真@:水洗いしてきれいになった朝鮮通信使との相島交流の歴史を伝える石碑
    =福津市津屋崎1丁目で、2018年7月19日撮影

「津屋崎里歩きフトパス」夏休みウオークを前にクリーニング
宮地浜「夕陽風景時計」と朝鮮通信使との相島交流の歴史を伝える石碑

 「津屋崎千軒 海とまちなみの会」は7月29日(日)に福津市複合文化センター「カメリアステージ」と主催する絶景の道100選認定・「津屋崎里歩きフトパス」夏休みウオークを前に19日午前、同市宮司浜4丁目の「宮地浜」に設置している夕陽が沈む方向と時刻、水平線の島々が描かれた約150度のパノラマ風景が分かる宮地浜「夕陽風景時計」と、『福津・慶州文化親善交流会(日韓慶福交流会)』(金光烈=キム・グァンヨル=会長)が、玄界灘に浮かぶ相島(あいのしま=福岡県新宮町)が朝鮮通信使との交流の島だった歴史を伝えたいと平成21年(2009年)に「津屋崎浜」に設置した石碑=写真@=を水洗いして汚れをふき取ってクリーニングしました。

 この石碑は、江戸時代に朝鮮から日本に派遣された「朝鮮通信使」との交流の案内板として、平成19年(2007年)の「朝鮮通信使四百周年」に当たり約110万円で制作。縦書きの碑文の見出しは、「『相島』は『朝鮮通信使』の島」と題し、〈福間浦、津屋崎浦、勝浦からも多くの故郷の先祖たちが動員され、喜んで通信使の為に波止場の新改築、客館建築(中略)等に活躍した〉と説明されています。 「朝鮮通信使」は、江戸時代、朝鮮李王朝と日本の信頼を深めるために国書(信書)を持って来日した「信(よしみ)を通わす使節」で、徳川将軍からの返書を持ち帰った使者の一行。3百人〜5百人で慶長12年(1607年)から文化8年(1811年)まで12回来日、うち11回は相島に立ち寄り、福岡藩が宿泊所の客館を建てて接待しました。

 日韓の民間団体が国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)に共同申請した「朝鮮通信使に関する記録」が平成29年(2017年)10月、歴史的に価値の高い文書などを対象とした「世界の記憶」(世界記憶遺産)に登録。朝鮮国王が徳川将軍に宛てた国書や、通信使の行列が描かれた絵巻など111件333点で、共同申請した民間団体は通信使ゆかりの全国19自治体などで作るNPO法人・朝鮮通信使縁地連絡協議会(事務局・長崎県津島市)と、韓国の財団法人・釜山文化財団です。これまで「世界の記憶」に日本からは「山本作兵衛炭鉱記録画・記憶文書」など5件が登録されていました。

 日韓慶福交流会の会員の韓国・慶州(キョンジュ)市の文化関係者13人と、福津市側の吉田晃会長らが「世界の記憶」に登録されたばかりの平成29年11月、目前に「相島」が見えるこの朝鮮通信使と相島交流の石碑を訪れて交流。・「津屋崎里歩きフトパス」夏休みウオークでは、いま注目の歴史スポットとして石碑をご案内します。

 宮地浜「夕陽風景時計」は全国の約2百人から寄せられた寄付金約40万円で平成26年(2014年)7月3日、福津市の「宮地嶽神社」参道石段から直線で1.4Km先の「宮地浜」(国有地)に福岡県知事から「公共空地の一部占用」許可を得て設置。以来、新聞各紙やラジオで紹介されたほか、NHKテレビで「夕日のまちに新名所」として全国放送や国際放送(NHK WORLD)され、観光客や市民に親しまれる人気スポットに。平成30年5月には、7月4日から同32年(2020年)7月3日まで3年間の占用期間継続が認められ、夕陽観賞に訪れる多くの方たちに引き続き楽しんでいただけます。「海とまちなみの会」では、ステンレス製の時計版(縦60a、横100a)に棄損がないかを確認、水をかけて掃除を続けています。

 「海とまちなみの会」は、宮地浜「夕陽風景時計」を発着点として福津市の「宮司・浜の松原」、津屋崎浜、古風な趣のある町並み・〈津屋崎千軒〉を経て「宮地嶽神社」を回遊する市内初のフットパス「津屋崎里歩きフットパス」(歩程6.8km、所要時間2時間30分)を、福津市制施行10周年記念事業として市都市計画課(現都市管理課)と共働で同時計設置と同時に開設。平成27年9月30日、「新日本歩く道紀行100選選考委員会」(事務局東京)から『絶景の道100選』に福岡県内からただ一か所認定されました。「夕陽風景時計」で夕陽が沈む方向と時刻を確かめて、クロマツ林の「宮司・浜の松原」の小道や、海を渡り2千Kmもの旅をする蝶・アサギマダラが砂引草の花の蜜を吸いに5,6月飛来する「津屋崎浜」、「宮地嶽神社」石段最上部から宮地浜まで真っすぐ延びた参道沖に沈む夕陽絶景が2月と10月の年二度だけ望める光の道≠ネど、四季折々の景色の移ろいを楽しめます。
posted by ケント at 15:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 事務局日記
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