2018年04月16日
〈事務局日記〉0336:宮地浜「夕陽風景時計」クリーニング
写真@:版面や据え付け台を水洗いして周辺の浜を除いた宮地浜「夕陽風景時計」
=福津市宮司浜4丁目で、2018年4月16日午前9時撮影
観光客や市民に親しまれる人気スポット
宮地浜「夕陽風景時計」をクリーニング
「津屋崎千軒 海とまちなみの会」は4月16日午前、福津市宮司浜4丁目の「宮地浜」に設置している夕陽が沈む方向と時刻、水平線の島々が描かれた約150度のパノラマ風景が分かる宮地浜「夕陽風景時計」(考案・設計・緒方義幸「海とまちなみの会」会員)をクリーニングしました=写真@=。
宮地浜「夕陽風景時計」は全国の約2百人から寄せられた寄付金約40万円で平成26年(2014年)7月3日、福津市の「宮地嶽神社」参道石段から直線で1.4Km先の「宮地浜」(国有地)に福岡県知事から「公共空地の一部占用」許可を得て設置。以来、新聞各紙やラジオで紹介されたほか、NHKテレビで「夕日のまちに新名所」として全国放送や国際放送(NHK WORLD)され、観光客や市民に親しまれる人気スポットに。平成30年5月には、7月4日から同32年(2020年)7月3日まで3年間の占用期間継続が認められ、夕陽観賞に訪れる多くの方たちに引き続き楽しんでいただけます。
「海とまちなみの会」では、市民から宮地浜「夕陽風景時計」に砂やハトの糞が付いているなどの声も寄せられることから、会員らがステンレス製の時計版(縦60a、横100a)に棄損がないかを確認、水をかけて掃除しており、この日も版面やコンクリート製の据え付け台を水洗いし、周辺に風で吹き寄せられた浜砂を箒で取り除きました。
「海とまちなみの会」は、宮地浜「夕陽風景時計」を発着点として福津市の「宮司・浜の松原」、津屋崎浜、古風な趣のある町並み・〈津屋崎千軒〉を経て「宮地嶽神社」を回遊する市内初のフットパス「津屋崎里歩きフットパス」(歩程6.8km、所要時間2時間30分)を、福津市制施行10周年記念事業として市都市計画課(現都市管理課)と共働で同時計設置と同時に開設。平成27年9月30日、「新日本歩く道紀行100選選考委員会」(事務局東京)から『絶景の道100選』に福岡県内からただ一か所認定されました。「夕陽風景時計」で夕陽が沈む方向と時刻を確かめて、クロマツ林の「宮司・浜の松原」の小道や、海を渡り2千Kmもの旅をする蝶・アサギマダラが砂引草の花の蜜を吸いに5,6月飛来する「津屋崎浜」、「宮地嶽神社」石段最上部から宮地浜まで真っすぐ延びた参道沖に沈む夕陽絶景が2月と10月の年二度だけ望める光の道≠ネど、四季折々の景色の移ろいを楽しめます。
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