写真@:立て替えられた海を渡る蝶=Eアサギマダラ飛来のスナビキソウ自生地に設置の保護掲示板
=福津市の「宮地浜」で、2018年3月23日撮影
アサギマダラ飛来地・「宮地浜」の貴重な海浜植物群落守ろう
砂引草採取や棄損行為禁じる掲示板立て替え
福津市うみがめ課と「津屋崎千軒 海とまちなみの会」は2015年11月10日、「宮地浜」のスナビキソウ(砂引草)をはじめとした貴重な海浜植物群落自生地の保護対策として、海浜植物群落の採取や棄損行為を禁じる注意喚起の掲示板を設置していましたが、雨風で注意書きの文字が剥がれるなど傷んでいるのを18年3月13日に確認したため、同月22日に立て替えました=写真@=。
この注意喚起の掲示板は、『絶景の道100選』認定・「津屋崎里歩きフットパス」(歩程6.8km)コースにある同市・「津屋崎浜」のスナビキソウなどの海浜植物群落自生地2か所にも「宮地浜」と同時に設置され、同様に傷んだため18年3月12日に立て替えられています。
「宮地浜」や「津屋崎浜」には、5月中旬から6月中旬にかけて2千Kmもの海を渡る蝶=Eアサギマダラが花の蜜を吸いに飛来するスナビキソウやハマゴウなど貴重な海浜植物群落が自生していることを、「海とまちなみの会」会員で「宗像植物友の会」会員でもある植物に詳しい女性2人が確認。「海とまちなみの会」が2015年10月30日、海浜植物群落自生地の保護対策として、注意喚起の掲示板設置を市うみがめ課に要請し、設置されました。「海とまちなみの会」会員が18年2月23日、「津屋崎浜」の砂引草群落の見回り中に掲示板2本の注意書きが読めないほど傷んでいるのを確認、市うみがめ課に立て替えを同月28日要請しました。「宮地浜」の掲示板の傷みも、会員の見回りで確認、立て替えをお願いしていました。