写真@:スナビキソウの花の蜜を吸いに飛来した海を渡る蝶=Eアサギマダラ
=福津市津屋崎1丁目の「津屋崎浜」で、2015年5月20日午前11時40分撮影
『絶景の道100選』認定・「津屋崎里歩きフットパス」等の
貴重な海浜植物群落の保護対策を福津市うみがめ課へ要請
「津屋崎千軒 海とまちなみの会」は10月30日、『絶景の道100選』認定の「津屋崎里歩きフットパス」(歩程6.8km、所要時間2時間30分)コースにある福津市・「津屋崎浜」の貴重な海浜植物群落と、「宮地浜」に確認された市内最大の海浜植物自生地の保護対策として、注意喚起の掲示版の設置を同市うみがめ課に要請しました。
「津屋崎浜」には5月中旬から6月中旬にかけて、2千Kmもの海を渡る蝶=Eアサギマダラが花の蜜を吸いに飛来するスナビキソウ(砂引草)=写真@=やハマゴウなど貴重な海浜植物群落が自生。また、東側岸の「宮地浜」には絶滅危惧種のハマタナボウキ、コウボウムギなど福津市内で最大の海浜植物群落自生地を「宗像植物友の会」会員らが確認しています。これらの植物群落保護のため、福津市うみがめ課により同植物群落の採取や生育地の棄損行為の禁止を注意喚起する掲示板等の設置を要請。
「津屋崎里歩きフットパス」は、「海とまちなみの会」が夕陽が沈む方向と時刻、水平線の島々が描かれたパノラマ風景が分かる「夕陽風景時計」(考案設計者・緒方義幸会員)を設置した同市宮地浜の同時計前を発着点として、浜の松林の小道や「津屋崎浜」を経て「宮地嶽神社」を回遊、四季折々の景色の移ろいを楽しめます。