
写真@:「津屋崎千軒 海とまちなみの会」に届いた『絶景の道100選』認定証
=福津市の本会事務局で、2015年10月23日午前11時撮影
「津屋崎里歩きフットパス」の『絶景の道100選』認定証届く
アウトドアツーリズムとして活性化推進へ期待
「津屋崎千軒 海とまちなみの会」が開設した「津屋崎里歩きフットパス」を候補として応募していた「絶景の道100選」について、「新日本歩く道紀行100選選考委員会」(名誉顧問・石原信雄一般財団法人地方自治研究機構会長、事務局東京)から10月23日、同フットパスの道を選考の結果、『絶景の道100選』に認定したとの認定証=写真@=が本会事務局に届きました。福岡県内ではただ1か所の『絶景の道100選』認定で、全国の「フットパス」でも認定されたのは初めてです。
認定証は、津屋崎千軒 海とまちなみの会殿あてで、「新日本歩く道紀行100選シリーズ 歩いておきたい道遺産1000」の文字と杖を手に歩く人のイラスト入りの統一ロゴマークが印刷されたA4用紙に「津屋崎里歩きフットパス」=写真A=新日本歩く道紀行100選、絶景の道に認定いたします、と明記。その下に「平成27年9月30日 新日本歩く道紀行100選選考委員会」と記入したうえ、同委員会の石原名誉顧問と下光輝一選考委員長(公益財団法人健康・体力づくり事業財団理事長)の名前と公印が印刷されています。

写真A:「津屋崎里歩きフットパス」マップ
認定証に同封された「新日本歩く道紀行100選選考委員会」の文書では、「選考委員会による厳選な審査の結果、審査をクリアされたことをご報告申し上げ、認定証をご送付申し上げます」とし、今後は選考委員会から運営委員会へ移行し、100選シリーズをアウトドアツーリズムとして活性化させていきたく存じます、としています。
ツーリズムウオークの企画、運営を推進
地域の観光と物産販売、歩く人の健康を促進
運営委員会では、今後のアウトドアツーリズムの推進のため、@地域の観光促進A地域における商工物産の販売促進B歩く人の健康促進の三つのテーマで、健康参画企業である日本旅行、アクティブウオーク&スポーツ、アイケイの3社を中心に、ツーリズムウオークの企画、運営を推進。「アウトドアツーリズム倶楽部」として会員制『歩きんぐくらぶ』を運営、5年間で30万人の会員獲得を目指し、日本旅行を窓口にシーズン毎のツーリズムウオークや、フットパスの企画を広く一般公募し、WEBサイト『歩きんぐくらぶ』で地域の物産品や商品を案内、購入できるシステムを構築、「Welcome walkers Station」を構築して歩数や踏破認定数をカウントするとともに、年間とトータルの踏破ポイントを算定してポイントインセンティブを提供するシステムを構築するという。
「津屋崎里歩きフットパス」は、「海とまちなみの会」が、福津市制施行10周年記念事業として平成26年度市住みよいまちづくり推進企画活動補助金を受け、市都市計画課と共働で同年7月に開設した市内初のフットパスです。夕陽が沈む方向と時刻、水平線の島々が描かれたパノラマ風景が分かる「夕陽風景時計」(考案設計者・緒方義幸会員)を設置した同市宮地浜の同時計前を発着点として、浜山の松原を経て「宮地嶽神社」を回遊(歩程6.8km、所要時間2時間30分)、四季折々の景色の移ろいを楽しめます。