
写真@:「夕陽風景時計」前で緒方義幸会員(右端)の説明を聞く視察団
=福津市・「宮地浜」で、2015年10月17日午前10時15分撮影
「津屋崎千軒 海とまちなみの会」がガイド
「朝倉市森林癒しの散策研究会」の「津屋崎里歩きフットパス」視察団
「津屋崎千軒 海とまちなみの会」は10月17日、朝倉市烏集院(うすのいん)の「朝倉市森林癒しの散策研究会」(諸岡愛美=もろおか・よしみ=代表)の「津屋崎里歩きフットパス」視察団=写真@=をガイドしました。
視察団は10人で、朝倉市のまちおこしに「フットパス」づくりを取り入れたいと、「海とまちなみの会」が平成27年7月に福津市都市計画課との共働事業で開設した「津屋崎里歩きフットパス」(歩程6.8Km、所要2時間半)を先進地事例として視察。午前10時すぎ、マイクロバスで福津市・「宮地浜」に到着、砂浜に設置された「夕陽風景時計」について設計・考案者の緒方義幸・「海とまちなみの会」会員(景観デザイン委員会委員長)から夕陽の沈む方向と時刻の見方を学びました。
続いて、「宮司・浜の松原」の小道を経て、「津屋崎浜」の海浜植物・スナビキソウ自生地まで「フットパス」コースを歩きながら、「海とまちなみの会」の植物に詳しい久保田由美子会員から野草の名前や、2千Kmもの海を渡る蝶≠ニして知られるアサギマダラが5月に「津屋崎浜」に咲くスナビキソウの花の蜜を吸いに飛来することなどを聞きました。このあと、〈津屋崎千軒〉の町歩きで志垣幸枝会員から町並みの歴史や町家の特徴などを案内され、熱心に学習。
昼食後、「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」を訪れ、「藍の家保存会」の柴田富美子代表や、「海とまちなみの会」の吉村勝利会長らと懇談、意見交換しました。