2015年09月12日
〈企画事業〉140:「絶景の道100選」に確定
写真@:「津屋崎里歩きフットパス」マップ(A3判)の表面
「津屋崎里歩きフットパス」が「絶景の道100選」に確定
福岡県内から唯1か所の選定です
「津屋崎千軒 海とまちなみの会」が開設した「津屋崎里歩きフットパス」=写真@=を候補として応募していた「絶景の道100選」について、「新日本歩く道紀行100選選考委員会」(名誉顧問・石原信雄一般財団法人地方自治研究機構会長、事務局東京)から9月11日、同フットパスの道が選考の結果、「絶景の道100選」に選定が確定したとの通知が本会事務局に届きました。今月末に選定される予定で、今月末〜来月初めにプレスリリースで新聞等に発表されます。
通知によると、「選考委員会」(須田寛・日本商工会議所観光委員会共同委員長ら委員7人)が47都道府県の468自治体等から寄せられた第1回応募総数825コースについて、「魅力度」と「安全性」について審査した結果、「津屋崎里歩きフットパス」=写真A=を「絶景の道100選」に基準点以上の43コースとして「選定」を確定。選定された自治体団体には後日、改めて案内するという。この43コースの申請者のうち33コースは自治体(県市町)で、残り10コースが町商工会やウオーキング協会、市観光まちづくり協会などです。
写真A:「津屋崎里歩きフットパス」マップ(A3判)の裏面
また、選定されたコースについては、「新日本歩く道紀行100選」のサイトを立ち上げ、県別、テーマ別に検索できるサイトとすると説明。10月初旬から選定された全コースを順次アップし、観光促進と健康づくり、物産の告知等を行うポータルサイトとして、ツーリズム企画も大手旅行企業と始め、「新日本歩く道紀行」の活性化について展開マニュアルを作成、応募自治体団体と共創事業としていきたい、としています。
「津屋崎里歩きフットパス」は、「海とまちなみの会」が、福津市制施行10周年記念事業として平成26年度市住みよいまちづくり推進企画活動補助金を受け、市都市計画課と共働で同年7月に開設した市内初のフットパスです。夕陽が沈む方向と時刻、水平線の島々が描かれたパノラマ風景が分かる「夕陽風景時計」(考案設計者・緒方義幸会員)を世界で2番目に設置した同市宮地浜の同時計前を発着点として、浜山の松原を経て「宮地嶽神社」を回遊(歩程6.8km、所要時間2時間30分)します。
宮地浜「夕陽風景時計」のパノラマ風景で夕陽が沈む方向と時刻を確かめて、白砂の海辺からクロマツ林の「宮司・浜の松原」や、2千kmもの海を渡る蝶・アサギマダラが立ち寄る「津屋崎浜」、在自の麦畑の麦秋、「宮地嶽神社」の81段の石段最上部から眺める1.4km先の宮地浜まで真っすぐ延びた参道の絶景地(2月と10月の数日だけ、夕陽が参道を黄金色に照らしながら「相島」の背後に沈む)=写真B=をガイドの案内で巡り、四季折々の景色の移ろいを楽しめます。
写真B:参道を照らしながら玄界灘に沈む夕陽の絶景
=「津屋崎里歩きフットパス」コース・「宮地嶽神社」参道石段最上部で、2013年2月24日午後6時撮影
「新日本歩く道紀行100選選考委員会」では、地域の誇るべき道を選び、ツーリズムウオーキングを発展させ、健康づくりと国内外の観光促進を伴った経済活性化を目指し、歴史・文化、「絶景の道自然、産物の三分類の中の10の道のテーマ(「歴史の道」、「温泉の道」など)毎に100コースの道を選定(合計1,000の道を選定)する計画です。「絶景の道」は、「森の道」、「水辺の道」、「ふるさとの道」とともに「自然」分類の4項目の一つです。同委員会の石原名誉顧問(元内閣官房副長官)は、新たな視点から道を見直し、観光資源、健康資源として歩くことで健康になり、地域活性化にも役立てることを意図して「新日本歩く道紀行100選シリーズ」委員会を発足させたと話しています。
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