2025年04月26日

〈企画事業〉220:「麦秋の津屋崎里歩きを楽しむフットパス」を開催します


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写真@:「麦秋の津屋崎里歩きを楽しむフットパス」参加者募集のチラシ

〜福津市の麦秋絶景地や在自山麓の金刀比羅神社を道草散歩〜
麦秋の津屋崎里歩きを楽しむフットパスを5月18日(日)開催します

 福津市津屋崎の田園の麦秋絶景を道草散歩しながら満喫しましょう!――。福津市複合文化センター「カメリアステージ」と津屋崎のまちづくりボランティア団体・「津屋崎千軒 海とまちなみの会」は5月18日(日)、麦秋の津屋崎里歩きを楽しむフットパス=写真@=を開催(雨天決行)します。参加は無料。約3Kmのコースを2時間かけてゆっくり歩き、田園と里山の風景や自然を五感で楽しみます。

 当日は、午前9時45分から福津市津屋崎1丁目のカメリア図書館玄関前で受け付け。10時から「海とまちなみの会」の植物、野鳥、歴史に詳しいガイドの案内で、「津屋崎里歩きフットパス」コース=写真A=の「在自山・田園ビューポイント」の麦秋絶景を眺め、農業用ため池「新堤池」の野鳥や野の花を観察、野草の効用を学びます。この後、在自山麓の金刀比羅神社を訪ねてトイレ休憩、カメリア図書館で12時解散。希望者は1階にあるカフェでドリンクやランチ(以上有料)もお楽しみください。募集定員は、申し込み先着順30名様。歩きやすい服装・靴で、水筒持参を。申し込みは、5月11日(日)までに「カメリアステージ」(рO940−52−3321)へ電話で住所、氏名、年齢、電話番号をお願いします。

〈企画事業〉220:A1407050838マップ地図面「津屋崎里歩きフットパス」916.jpg
写真A:「津屋崎里歩きフットパス」マップ

フットパスとは? イギリスが発祥で、ありのままの風景や自然、古い町並みを楽しみながら歩くこと(Foot・フット)ができる小径(こみち。Path・パス)のことで、この小径を歩くことも言います。
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事務局日記〉0408:福津市のSNSに「国登録有形文化財・旧玉乃井旅館」見学会掲載


〈事務局日記〉0408:@見学会を掲載した福津市のホームページEPSON001.JPG
写真@:福津市のホームページに掲載された旧玉乃井旅館の国登録有形文化財(建造物)登録証伝達後の記念撮影

「国登録有形文化財・旧玉乃井旅館」見学会が福津市のSNSで紹介されました
国登録有形文化財(建造物)の登録証を開会セレモニーで伝達

 津屋崎千軒 海とまちなみの会(竹中和久会長)と一般社団法人海のほとり玉乃井(金氣順也代表理事)が4月19日に福津市津屋崎4丁目1−13の旧玉乃井旅館(現「海のほとり玉乃井」)で開催した「国登録有形文化財・旧玉乃井旅館」見学会の様子が23日、同市のホームページとインスタグラムで紹介されました。

 見学会は、明治42年建築の旧玉乃井旅館(木造2階)が令和7年3月13日に国有形文化財(建造物)に登録されたのを祝して開催。福津、福岡、宗像、飯塚、筑紫野、古賀6市と福岡県新宮町在住の34人の参加者が、「海とまちなみの会」副会長でもある金氣順也代表理事のガイドで建物外観を見たあと、1,2階の客室の欄間、窓の構造などを見学しました。

 続いて、2階大広間で開会セレモニーがあり、来賓の福井崇郎福津市長が「国登録有形文化財・旧玉乃井旅館」の登録証を金氣代表理事に伝達授与、福井市長と金氣代表理事ら関係者が記念撮影=写真@=。このあと、申請の建物所見を書かれた山田由香里・長崎総合科学大学工学部建築学コース教授が、「国登録有形文化財・旧玉乃井旅館を活かした町並みづくり」の演題で記念講演し、活発な質疑応答が行われました。
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2025年04月19日

〈企画事業〉219:「国登録有形文化財・旧玉乃井旅館」見学と記念講演


2504191303旧玉乃井旅館の玄関前でガイドする金氣順也代表理事IMG_2513.JPG
写真@:旧玉乃井旅館の玄関前で建物外観をガイドする金氣順也・一般社団法人海のほとり玉乃井代表理事(中央)
    =2025年4月19日午後1時撮影

「国登録有形文化財・旧玉乃井旅館」見学会を開催しました
建物1,2階をガイドの案内で見学後、記念講演を聴講

 津屋崎千軒 海とまちなみの会(竹中和久会長)と一般社団法人海のほとり玉乃井(金氣順也代表理事)は、19日(土)午後1時から福津市津屋崎4丁目1−13の旧玉乃井旅館(現「海のほとり玉乃井」)で、「国登録有形文化財・旧玉乃井旅館」見学会を開催しました。

 見学会は、明治42年建築の旧玉乃井旅館(木造2階)が令和7年3月13日に国有形文化財(建造物)に登録されたのを祝して開催。福津、福岡、宗像、飯塚、筑紫野、古賀6市と福岡県新宮町在住の34人の参加者が、「海とまちなみの会」副会長でもある金氣順也代表理事のガイドで建物外観を見た=写真@=あと、1,2階の客室の欄間、窓の構造などを見学しました。

 続いて、2階大広間で開会セレモニーがあり、福井崇郎福津市長が「国登録有形文化財・旧玉乃井旅館」の登録証を金氣代表理事に伝達授与=写真A=。

2504191327優福井崇郎福津市長から登録証を伝達授与される金氣順也代表理事(左)IMG_2520.JPG
写真A:福井市長から登録証を伝達授与される金氣代表理事(左)

 このあと、申請の建物所見を書かれた山田由香里・長崎総合科学大学工学部建築学コース教授が、「国登録有形文化財・旧玉乃井旅館を活かした町並みづくり」の演題で記念講演=写真B=し、活発な質疑応答が行われました。

2504191341遠景・記念講演する山田由香里教授IMG_2534.JPG
写真B:スクリーンに建物の画像を写して講演する山田教授

 休憩後のお茶飲み交流会では、「海とまちなみの会」が2011年4月16日に大広間で開催した津屋崎千軒町家まつり企画・「津屋崎たこつぼ料理復活 玉乃井旅館」を放送したKBCテレビニュースの収録動画もスクリーンに再生放映され、玉乃井旅館の名物料理と注目されました。
posted by ケント at 17:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 企画事業

2025年04月02日

〈企画事業〉217:「国登録有形文化財・旧玉乃井旅館」見学会参加者募集

国登録有形文化財・旧玉乃井旅館見学会チラシEPSON001.JPG
写真@:「国登録有形文化財・旧玉乃井旅館」見学会の参加者募集チラシ

「国登録有形文化財・旧玉乃井旅館」見学会を19日に開催します
参加者30名様を申し込み先着順で募集、定員に達しました 満員御礼

 津屋崎千軒 海とまちなみの会(竹中和久会長)と一般社団法人海のほとり玉乃井(金氣順也代表理事)は、19日(土)午後1時から福津市津屋崎4丁目1−13の旧玉乃井旅館(現「海のほとり玉乃井」)で、「国登録有形文化財・旧玉乃井旅館」見学会=写真@=を開催します。明治42年建築の旧玉乃井旅館(木造2階)が令和7年3月13日に国有形文化財(建造物)に登録されたのを祝し、1,2階を「海とまちなみの会」のボランティアガイドの案内で見学後、国登録有形文化財申請の建物所見を書かれた山田由香里・長崎総合科学大学工学部建築学コース教授に「国登録有形文化財・旧玉乃井旅館を活かした町並みづくり」の演題で記念講演していただきます。
 福津市の国登録有形文化財(建造物)は、旧上妻家住宅(津屋崎千軒民俗館藍の家)主屋、同井戸屋形に続いて旧玉乃井旅館が3例目。津屋崎の歴史や食文化を現在に伝える老舗旅館・旧玉乃井旅館を広く県民に知ってほしいと見学会を企画しました。
 海岸通りに面した旧玉乃井旅館は、木造旅館や料亭、商家が建ち並ぶ戦前の筑豊の炭鉱地帯からの海水浴客で賑わった津屋崎海水浴場の景観を今に伝え、津屋崎の歴史を語る上で欠かせない貴重な建物として国登録有形文化財に登録。建物は近くの第一島屋旅館の経営者が取得、増改築して昭和9年に第二島屋旅館として開業。その後、獣医師で津屋崎町議員の安部正弘氏が昭和21年(1946年)に第二島屋旅館を購入して玉乃井旅館を開業しました。昭和37年(1962年)には西隣の旧明治炭鉱保養所「一乃莊」を購入、廊下で繋げて別館とし、本館海側には大浴場や舟の家を増築しました。
 2階座敷からの海の眺望が素晴らしく、ミニたこつぼにタコの足のサクラ煮を唐揚げして入れた「たこ料理」が名物料理で人気を呼び、1960年代の初めごろKBC九州朝日放送のテレビ番組「石井好子ふるさとのメニュー 津屋崎のたこ料理」で放送されました。平成8年、旅館は廃業。安部正弘氏の孫で著述・翻訳業の安部文範さんが住み、同建物で同19年に第2回津屋崎現代美術展を開催し、同年の会設立時から自分も会員だった「海とまちなみの会」が同23年4月16日に2階大広間で開催した津屋崎千軒町家まつり企画・「津屋崎たこつぼ料理復活 玉乃井旅館」では、福岡県内各地から参加した男女23人に復活したメニューを自ら解説、同日午後のKBCテレビニュースで「福津市津屋崎のまちおこしに『たこつぼ料理が復活』」のタイトル付きで放送されました(たこつぼ料理復活の模様は、写真Aの写真集をご覧ください)。19日の同旅館見学会では、この放送を収録したCDの動画再生も披露します。
 安部文範さんは令和4年に病気で他界。建物は令和5年、一級建築士の金氣順也さんらが設立した一般社団法人海のほとり玉乃井が譲り受け、クラフトビールの醸造所や本屋の入居を実現、文範さんの意志を継いで運営と活用に努めています。

「津屋崎たこつぼ料理」復活の写真報告EPSON001.JPG
写真A:「津屋崎たこつぼ料理復活 玉乃井旅館」開催の模様をまとめた写真集

 見学会の参加費は1千円(資料、保険、お茶代)。募集定員は申し込み先着順30名で、12日(土)までに「海とまちなみの会」事務局へメールyosi3019@sage.ocn.ne.jpで、住所、氏名、電話番号を明記して担当吉村へ申し込みを――と募集していましたが、18日までに定員に達しました。ありがとうございました。
posted by ケント at 15:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 企画事業