2024年01月28日
〈活動記録〉0756:「第9回まちなみフォーラムinうきは」に参加
写真@:「第9回まちなみフォーラムinうきは」で報告する金氣順也会員(右から2人目)
=うきは市の「るり色ふるさと館」で、2024年1月27日撮影
「第9回まちなみフォーラムinうきは」に参加しました
金氣順也会員が旧玉乃井旅館の修復再生活用を報告
福岡県内各地で町づくりに取り組んでいる9団体で組織しているまちなみネットワーク福岡(横谷英範代表)主催の「第9回まちなみフォーラムinうきは」が1月27日、同県うきは市の筑後吉井の町並みで開かれ、会員の「津屋崎千軒 海とまちなみの会」からも3人が参加しました。「伝統と未来をつなぐ、古民家のこれから」をスローガンにした今回フォーラムは、主会場の同市吉井町の「るり色ふるさと館」に54人が集い、午前10時からボランティアガイド・「築後吉井案内人」の案内で、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている白壁土蔵造りの重厚な町並みを2時間歩きました。
午後1時から「るり色ふるさと館」で開会セレモーニーのあと、開催地と各地からの報告。「海とまちなみの会」からは金氣順也会員(一級建築士)が福津市津屋崎4丁目の海岸通りにある築百年超の町家・旧玉乃井旅館の保全をテーマに発表しました=写真@=。老朽化し傷みがひどい木造2階の同建物を修復しようと、2015年に4人のメンバーで「玉乃井旅館の保存・活用プロジェクト」をスタート、客室の天井張り替えや畳の新調、屋根の補修などを続け、著述・翻訳業の安部文範当主らと玉乃井ファンを増やしたいと、トロ箱古本市や現代美術展など旅館の活用イベント活動を広げ、2022年夏には発泡酒「ミチクサ醸造所」が1階に入居、家賃収入も入るようになりました。その矢先の同年9月、71歳の安部当主が病気で急逝、遺族から土地・建物を金氣会員らが購入、「DYIで保存活動やイベントを続け、津屋崎になくてはならない魅力的な場所にゆっくりと、津屋崎のサクラダ・ファミリアとして作り上げ、次に繋げていきたい」と話し、会場から大きな拍手を浴びました。
2024年01月06日
活動記録〉0755:宮地浜「夕陽風景時計」1月定期清掃とフットパス散策路下見
写真@:宮地浜「夕陽風景時計」の清掃作業
=福津市宮司浜4丁目で、2024年1月6日午前9時撮影
人気スポット・宮地浜「夕陽風景時計」の1月清掃作業
光の道$竚i地や浜辺の松原を巡る24日のフットパスガイドの下見も
「津屋崎千軒 海とまちなみの会」は1月6日午前、小雨の中、福岡県福津市宮司浜4丁目の宮地浜「夕陽風景時計」(幅110cm、奥行き70cm、高さ90cm)の版面の汚れを会員4人で落とし,据え付け台前の浜砂を除くなど定期清掃作業を行いました=写真@=。この後、24日(水)午前10時半から同時計前をスタート、宮司・浜の松原や津屋崎千軒、宮地嶽神社参道の光の道@[陽絶景地を巡る津屋崎里歩きフットパス体験に訪れる佐賀県伊万里市のフットパス研究会ご一行様のガイドコース下見もしました。
宮地浜「夕陽風景時計」は、本会が福津市制施行10周年記念事業として平成26年(2014年)7月6日、市民ら約2百人から寄せられた募金約40万円で宮地浜に設置。2月23日ごろと10月18日ごろ年に二度だけ、夕陽が参道を黄金色に照らしながら玄界灘に浮かぶ「相島」(福岡県新宮町)の背後に沈む絶景・光の道≠ェ楽しめる「宮地嶽神社」参道石段最上部から、真っすぐ1.4`先の海辺にあります。扇形に描いたステンレス製の時計版の縦軸に日没時刻、横軸に方位と水平線に見える島影の約150度の「パノラマ風景」が刻まれており、横八文字形の「夕陽ループ曲線」をたどれば、一年間を通じて夕陽が沈む方向と時刻が分かります。
海とまちなみの会がガイドした福津市での「美しい景観」撮影ロケの動画
「HKT48の福岡撮影中。」がyoutubeチャンネルで公開されています
「津屋崎千軒 海とまちなみの会」が福岡県の依頼でガイドした福岡市のアイドルグループ・HKT48のメンバー2人の津屋崎景観撮影ロケの動画が、県のふくおかインターネットテレビ「HKT48の福岡撮影中。」(youtubeチャンネル)で「福岡県美しいまちめぐりガイド」を紹介する番組として2023年12月22日に公開されました。
福岡県美しいまちまちづくり協議会(事務局・県都市計画課)から、以下のアクセス情報が紹介されています。
「HKT48の福岡撮影中。」の動画は、会員の津屋崎千軒 海とまちなみの会さんに取材にご協力をいただき、製作されました。以下のURLで見ることができます。
◎本編
https://youtu.be/w0Sbg5tcaHc
◎ショート編
https://youtube.com/shorts/kiE0TyptYFc?feature=share
津屋崎景観撮影ロケは、福津市津屋崎海岸の景色と「海とまちなみの会」の景観維持活動紹介のため、県民情報広報課が担当。2023年11月29日、リポーターとして「美しい景観」撮影にチャレンジするHKT48のメンバー・梁瀬鈴雅(やなせれいあ)さんと江口心々華(えぐちここは)さんを、「海とまちなみの会」のガイドが福津市津屋崎3丁目の本会観光ガイド拠点事務所・「貝寄せ館」に迎え、江戸時代から栄えたA Quaint Town Tsuyazaki-sengen(古風な趣のある町・津屋崎千軒)を案内。妻壁に防火壁の卯建が建つ明治40年建築の町家・麦屋惣平衛邸(麦野時雄・第12代津屋崎町長宅で、現在は孫の麦野裕・海とまちなみの会会員所有)や、11月24日の文化審議会で国重要文化財指定答申が出た明治7年創業の豊村酒造、同34年建築の旧染物屋「藍の家」(国登録有形文化財)などの町家の建築様式や魅力をガイド、宮地浜で干潮時に濡れた砂浜や潮だまりが鏡のように空を映す神秘的な光景・“かがみの海”の撮影に立ち会いました。公開されたyoutube動画で、津屋崎の見どころをお楽しみ下さい。