2023年11月29日
〈活動記録〉0752:HKT48の津屋崎ロケをガイド
写真@:豊村酒造で志垣幸枝ガイド(左端)の説明を聞くHKT48の梁瀬鈴雅さん(中央)と江口心々華さん
HKT48の福津市での「美しい景観」撮影ロケで海とまちなみの会がガイド
福岡県のYou Tubeチャンネルで12月22日16時に公開されます
「津屋崎千軒 海とまちなみの会」は11月29日、福津市津屋崎の景観撮影ロケに訪れた福岡市のアイドルグループ・HKT48のメンバー2人を同市津屋崎3丁目の本会観光ガイド拠点事務所・「貝寄せ館」に迎え、江戸時代から栄えたA Quaint Town Tsuyazaki-sengen(古風な趣のある町・津屋崎千軒)を巡り、国重要文化財指定が24日の文化審議会で決まった明治7年創業の豊村酒造や、同34年建築の旧染物屋「藍の家」(国登録有形文化財)などの町家の建築様式や魅力をガイド、宮地浜で干潮時に濡れた砂浜や潮だまりが鏡のように空を映す神秘的な光景・“かがみの海”の撮影に立ち会いました。
津屋崎ロケに訪れたHKT48のメンバーは、梁瀬鈴雅(やなせれいあ)さんと江口心々華(えぐちここは)さん。福岡県がYou Tubeチャンネルで12月22日16時に公開する県内の「美しい景観」ビュースポット紹介サイト「福岡県まちめぐりガイド」で、福津市津屋崎海岸の景色と「海とまちなみの会」の景観維持活動紹介のため、県民情報広報課から同市で「美しい景観」撮影にチャレンジするリポーターに起用されました。豊村酒造の主屋では、志垣幸枝・「海とまちなみの会」会長代行のガイドで、塩木の大きな松の梁組みなどを見学=写真@=、盛んにカメラに収めていました。「貝寄せ館」近くにある筑前津屋崎人形巧房では、猛禽のモマ(フウロウの津屋崎方言)をかたどった土人形・モマ笛を吹くと「ホー、ホー」と鳴き声が響き、感動して笑顔になるシーンも。
2023年11月12日
〈活動記録〉0751:藍染め手拭い掲示
〈活動記録〉0751:藍染め手拭い掲示
写真@:掲示された貝をデザインした珍しい藍染め手拭い(左からウラシマガイ、ヒオウギガイ、アオイガイのデザイン)
=福津市津屋崎3丁目18−16の観光ガイド拠点事務所・「貝寄せ館」で撮影
貝をデザインした珍しい藍染め手拭い3点を掲示
福津市津屋崎の観光ガイド拠点事務所・「貝寄せ館」
「津屋崎千軒 海とまちなみの会」は11月11日、福津市津屋崎3丁目の観光ガイド拠点事務所・「貝寄せ館」に津屋崎産の貝をデザインした珍しい藍染め手拭い3点(ウラシマガイ、ヒオウギガイ、アオイガイのデザイン)を掲示しました=写真@=。
この藍染め手拭いは、福津市津屋崎4丁目の「津屋崎千軒民俗館『藍の家』(旧上妻家住宅。国登録有形文化財)保存運動に団結した住民たちの志と津屋崎の歴史、文化、自然を今に伝える作品です。平成5年(1993年)、染物紺屋だった旧上妻家住宅(木造瓦葺き2階建て)が壊されそうになり、当時の津屋崎町に寄贈し『藍の家』として残そうと保存運動を展開した住民団体・「津屋崎町街並み保存協議会」が活動資金を得るため、同協議会事務局長の柴田治さん(平成14年他界)がNo.1アオイガイ、No.2ヒオウギガイ、No.3 ウラシマガイ、No.4テングニシと卵(ウミホオズキ)など数種の貝をデザインし、藍染め業者に『藍の家』貝シリ−ズとして平成6年(1994年)に手拭い(長さ約82a、幅約35a)の製作を注文して販売しました。治さんの妻富美子さん(『藍の家』保存会前代表)によると、手元には1枚も残っていないという。
淡いベージュ色をした卵型の巻貝・ウラシマガイの藍染め手拭い=写真A=は、福津市津屋崎3丁目の主婦吉村ノブエさんが提供。白い貝殻にオレンジ色の長方形の斑点が付いた図柄で、表、裏、真上から描いた三つの貝殻が藍色の地に浮かぶデザインです。タオルの一番下に「津屋崎町街並み保存協議会」の白抜き文字が染め込まれています。館内には、湯浅美子・「海とまちなみの会」会員が津屋崎浜で採集したウラシマガイが展示されており、藍染め手拭いと見比べて下さい。
写真A:ウラシマガイの藍染め手拭い
ヒオウギガイ=写真B=とアオイガイ=写真C=の藍染め手拭いは「貝寄せ館」隣に住む「海とまちなみの会」会員の占部登久子さんが各1枚を購入、保存していたのを同館に提供いただきました。ヒオウギガイの藍染め手拭いは藍色が濃く、白い3個の貝が紺碧の海に浮かんでいるようなデザインです。
写真B:ヒオウギガイの藍染め手拭い
写真C:アオイガイの藍染め手拭い
写真@:掲示された貝をデザインした珍しい藍染め手拭い(左からウラシマガイ、ヒオウギガイ、アオイガイのデザイン)
=福津市津屋崎3丁目18−16の観光ガイド拠点事務所・「貝寄せ館」で撮影
貝をデザインした珍しい藍染め手拭い3点を掲示
福津市津屋崎の観光ガイド拠点事務所・「貝寄せ館」
「津屋崎千軒 海とまちなみの会」は11月11日、福津市津屋崎3丁目の観光ガイド拠点事務所・「貝寄せ館」に津屋崎産の貝をデザインした珍しい藍染め手拭い3点(ウラシマガイ、ヒオウギガイ、アオイガイのデザイン)を掲示しました=写真@=。
この藍染め手拭いは、福津市津屋崎4丁目の「津屋崎千軒民俗館『藍の家』(旧上妻家住宅。国登録有形文化財)保存運動に団結した住民たちの志と津屋崎の歴史、文化、自然を今に伝える作品です。平成5年(1993年)、染物紺屋だった旧上妻家住宅(木造瓦葺き2階建て)が壊されそうになり、当時の津屋崎町に寄贈し『藍の家』として残そうと保存運動を展開した住民団体・「津屋崎町街並み保存協議会」が活動資金を得るため、同協議会事務局長の柴田治さん(平成14年他界)がNo.1アオイガイ、No.2ヒオウギガイ、No.3 ウラシマガイ、No.4テングニシと卵(ウミホオズキ)など数種の貝をデザインし、藍染め業者に『藍の家』貝シリ−ズとして平成6年(1994年)に手拭い(長さ約82a、幅約35a)の製作を注文して販売しました。治さんの妻富美子さん(『藍の家』保存会前代表)によると、手元には1枚も残っていないという。
淡いベージュ色をした卵型の巻貝・ウラシマガイの藍染め手拭い=写真A=は、福津市津屋崎3丁目の主婦吉村ノブエさんが提供。白い貝殻にオレンジ色の長方形の斑点が付いた図柄で、表、裏、真上から描いた三つの貝殻が藍色の地に浮かぶデザインです。タオルの一番下に「津屋崎町街並み保存協議会」の白抜き文字が染め込まれています。館内には、湯浅美子・「海とまちなみの会」会員が津屋崎浜で採集したウラシマガイが展示されており、藍染め手拭いと見比べて下さい。
写真A:ウラシマガイの藍染め手拭い
ヒオウギガイ=写真B=とアオイガイ=写真C=の藍染め手拭いは「貝寄せ館」隣に住む「海とまちなみの会」会員の占部登久子さんが各1枚を購入、保存していたのを同館に提供いただきました。ヒオウギガイの藍染め手拭いは藍色が濃く、白い3個の貝が紺碧の海に浮かんでいるようなデザインです。
写真B:ヒオウギガイの藍染め手拭い
写真C:アオイガイの藍染め手拭い