2021年06月29日

〈事務局日記〉0378:版面に浜砂が置かれた「夕陽風景時計」

〈事務局日記〉0378:@版面に浜砂が置かれた宮地浜「夕陽風景時計」7935.JPG
写真@:版面に浜砂やミニ熊手などが置かれた宮地浜「夕陽風景時計」
=福津市宮司浜4丁目の海辺で、2021年6月29日午前5時50分撮影

人気スポット・宮地浜「夕陽風景時計」の版面に
浜砂やミニ熊手などが置かれていたので除去しました

 光の道$竚iの「宮地嶽神社」参道石段突き当りの福津市宮司浜4丁目先の海辺に、「津屋崎千軒 海とまちなみの会」が市民募金で設置した宮地浜「夕陽風景時計」(幅1.1m、奥行き70cm、高さ90 cm)の版面右部分に浜砂や子供の遊具用と見られるミニ熊手、ミニカーなどが置かれている=写真@=のに、パトロール中の本会事務局が6月29日早朝気づき、撤去しました。

 宮地浜「夕陽風景時計」は、本会が福津市制施行10周年記念事業として平成26年(2014年)7月6日、市民ら約2百人から寄せられた募金約40万円で宮地浜に設置。2月23日ごろと10月18日ごろ年に二度だけ、夕陽が参道を黄金色に照らしながら玄界灘に浮かぶ「相島」(福岡県新宮町)の背後に沈む絶景・光の道≠ェ楽しめる「宮地嶽神社」参道石段最上部から、真っすぐ1.4`先の海辺にあります。扇形に描いたステンレス製の時計版の縦軸に日没時刻、横軸に方位と水平線に見える島影の約150度の「パノラマ風景」が刻まれており、横八文字形の「夕陽ループ曲線」をたどれば、一年間を通じて夕陽が沈む方向と時刻が分かります。

 光の道$竚iは、平成28年(2016年)2月に人気アイドルグループ「嵐」のJALの国内旅行企画CMで、テレビ放映され、全国的に知られる夕陽絶景が楽しめる人気スポットに。宮地浜「夕陽風景時計」も、NHK総合テレビで同年12月2日に「夕日の町に新名所」として福岡県内で放送され、同月28日の「NHKニュース おはよう日本」で「人気! 夕日が見える新名所」として全国放送されて有名になりました。「海とまちなみの会」では、夕陽の絶景が楽しめる人気スポットとして貴重な時計を守っていきたいと、毎月保守点検を兼ねた清掃作業と、版面や土台に汚れや破損が生じていないかなど、パトロールを行っています。

 本会では、10月2日(土)に宮地浜「夕陽風景時計」設置6周年&「カメリアステージ」開館3周年記念 “絶景の道”と宮地浜「夕陽風景時計」・松原を巡るフットパス2021を開催する予定です。観光客や市民に親しまれている宮地浜「夕陽風景時計」の保全を皆様のご協力で見守っていただけるようお願い申し上げます。そして何よりも、より多くの方が訪ねやすくなるよう、一日も早い新型コロナウイルス感染の終息を!
posted by ケント at 17:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 事務局日記

2021年06月27日

〈事務局日記〉0377:「海とまちなみの会」令和3年度定期総会

〈事務局日記〉0377:@2104260845鳥居・波折神社7426.JPG
写真@:福津市津屋崎の氏神・「波折神社
=福津市津屋崎4丁目で撮影

「海とまちなみの会」定期総会で令和3年度事業案決定
9月15日に波折神社で第18回津屋崎千軒ふるさと塾を開催

 「津屋崎千軒 海とまちなみの会」は6月27日、福津市の「カメリアホール」中研修室で令和3年度定期総会を開き、同年度事業案として@9月15日(水)に津屋崎の氏神・波折神社=写真@=で午前10時から第18回津屋崎千軒ふるさと塾を開催、大賀康子会員(福津郷土史会会長)から御遷座八百年の節目を迎えた同神社や境内社の歴史を学習A10月2日(土)に宮地浜「夕陽風景時計」設置6周年&「カメリアステージ」開館3周年記念 “絶景の道”と宮地浜「夕陽風景時計」・松原を巡るフットパス2021を開催B2022年5月15日(日)に「在自の金刀比羅神社探訪&麦秋の津屋崎里歩きを楽しむフットパス2022」を開催する――ことなどを決めました。

 10月2日の“絶景の道”フットパスは、午前9時に宮地嶽神社前バス停前の旅館「大阪屋」前をスタート、11時のカメリアステージのゴールまで「津屋崎里歩きフットパス」(『絶景の道100選』認定)コース約3`を歩きます。
posted by ケント at 18:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 事務局日記

2021年06月11日

〈活動記録〉0718:今季のアサギマダラ飛来記録

〈活動記録〉0718:@2105260822羽を広げて飛翔するアサギマダラ7700.JPG
写真@:スナビキソウ群生地を飛ぶアサギマダラ
   =福津市・津屋崎浜で、2021年5月26日撮影


“渡り蝶”・アサギマダラの今季飛来終わる

――福津市・津屋崎浜と宮地浜のスナビキソウ群生地

 「津屋崎千軒海とまちなみの会」は、4月25日から福津市・津屋崎浜と宮地浜のスナビキソウ群生地に飛来する“渡り蝶”・アサギマダラ=写真@=のマーキング調査を地元市民と続けていましたが、6月1日飛来の雄1頭にマークしたのを最後に今季は101頭(いずれも雄)にマークしました。2020年は81頭にマークしています。

 今季のアサギマダラの初飛来は4月29日の津屋崎浜で確認された1頭で、例年の初飛来確認の5月5日より1週間早まりました。アサギマダラが蜜を吸うスナビキソウの開花も、例年より早かったせいでしょうか。2020年の飛来終認は6月10日でしたが、2021年は初飛来が早かった分、今季飛来も早めに終息したようです。2018年の飛来終認は最も遅い6月15日でしたので、15日まで飛来調査を続ける予定。

 今季飛来数のピークは、5月14、15両日の各15頭、16日の13頭で、2020年の飛来数ピークの5月23日(12頭)より9日早まりました。2021年の九州北部地方の梅雨入りが5月15日で、2020年の6月11日より27日早いなど、気候変動の影響でしょうか。宮地浜では、福津市津屋崎1丁目の主婦宗俊頼子さんが5月11日にマークしたアサギマダラが、15日に約16km北東の同県遠賀郡岡垣町吉木浜で写真撮影され、日本の新たな北上ルートが初めて分かりました。

 これまで福津市津屋崎地区(旧宗像郡津屋崎町の津屋崎浜、宮地浜)でマークしたアサギマダラの北上による撮影の確認例はありませんでしたが、津屋崎地区への北上個体の確認例では2013年6月3日、宗俊さんが津屋崎浜で再捕獲した雌の標識付き個体が、長崎県新上五島町の野下広人さんが五島列島上五島(中通島)の林道でマークしたことが判明。23日間で東北東に154kmを移動したことになります。岡垣町吉木浜での北上個体雄の撮影記録は、五島列島から福津市津屋崎地区―岡垣町吉木浜を経て本州方面へつながる北上ルートが確認される可能性があると思われます。

posted by ケント at 19:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 活動記録

2021年06月01日

〈おしらせ〉0173:貝寄せ館は6月休館

〈おしらせ〉0173:@2105310825「6月は休館します」のお知らせラベル7727.JPG
写真@:『貝寄せ館』入口に貼られた6月休館のお知らせラベル
     =福津市津屋崎3丁目で、2021年5月31日撮影

新型コロナ感染症拡大防止のため

「海とまちなみの会」の『貝寄せ館』は6月休館します

 「津屋崎千軒 海とまちなみの会」は、新型コロナ感染症拡大防止のため観光ガイド拠点事務所・『貝寄せ館』の開館を5月は中止しましたが、福岡県の緊急事態宣言期間が6月20日まで延長されたため、6月も休館することにしました。『貝寄せ館』入口に「新型コロナ感染症拡大防止のため6月は休館します」のお知らせラベルを貼りました=写真@=。

 政府と福岡県や福津市は不要不急の外出の自粛を呼び掛けています。一日も早い新型コロナウイルス感染症の終息を期待したいものです。
posted by ケント at 03:31| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ