2023年05月23日

〈事務局日記〉0400:『はちがめ通信22号』発行

〈事務局日記〉0400:@スキャン「はちがめ通信22号」1面01.JPG
写真@:『はちがめ通信22号』の1面

「津屋崎千軒 海とまちなみの会」会報ニュース

『はちがめ通信22号』を発行しました

 「津屋崎千軒 海とまちなみの会」は、会報ニュース『はちがめ通信22号』(A3判カラー、表裏2面印刷)300部を5月28日付で発行、23日から会員や活動支援の方たちなどに配布を始めました。

 『はちがめ通信22号』1面=写真@=のトップ記事には、福津市複合文化センター「カメリアステージ」と、「海とまちなみの会」が2023年3月21日に初めて開催した“春分の日”の津屋崎里歩きを楽しむフットパスの様子を掲載。参加者15人が小雨の中、約3Kmを約2時間そぞろ歩きし、畦道沿いに広がる野草・ホトケノザの紫の花の絨毯や、鶯のさえずりなど春の自然を五感で楽しんだ模様を紹介しています。

 1面中段には、「宗像植物友の会」が2023年1月発行、本会へ寄贈の同友の会機関誌『かくれみの第50号』の内容を掲載。1973年(昭和48年)1月発足した「宗像植物友の会」の50周年記念事業と50年の植物調査記録をまとめた充実した内容で、「海とまちなみの会」の植物ガイドにも大変参考になる資料です。このほか、「海とまちなみの会」が2022年10月8日に開催した“絶景の道”と宮地浜「夕陽風景時計」・松原を巡るフットパスで、参加者19人が「宮地嶽神社」参道脇の古木、海浜植物・ハマゴウの青紫の花など秋の津屋崎里歩きを五感で満喫した様子も掲載しています。

 『はちがめ通信22号』2面=写真A=は、宮地浜「夕陽風景時計」の案内板(高さ210p、幅180p)修復費8万円の募金を2023年1月から行い、会員や市民から2月19日までに寄せられた寄付金が募金目標額に達し、案内板を建て直すことができた感謝の記事を大きく掲載。2面中段には、2022年12月17日、イオンモール福津店で開かれた福津市主催の「第17回環境フォーラムinふくつ」で「海とまちなみの会」が福津市の景観まちづくり活動のパネルを展示、活動紹介の1分間ビデオを放映した様子を写真で紹介しています。

〈事務局日記〉0400:Aスキャン「はちがめ通信22号」2面02.JPG
写真A:『はちがめ通信22号』の2面

 2面下段には、「海とまちなみの会」が2022年10月5日に福津市立津屋崎小学校2年4組の地域学習「わたしの町発見」に協力、観光ガイド拠点事務所・「貝寄せ館」で4組児童30人に役員らがガイドした模様などを掲載しています。
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2023年05月08日

〈事務局日記〉0399:津屋崎探訪天神町区

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写真@:津屋崎里歩きフットパス標識「旧西鉄宮地岳線津屋崎駅前」の横で西鉄電車延長記念碑をガイドする大賀康子講師(左端)
   =福津市津屋崎3丁目で、2023年5月8日午後1時40分撮影

福津郷土史会の津屋崎探訪「天神町区」に海とまちなみの会も参加
津屋崎千軒の職人町の歴史や文化を学びました

 福津郷土史会主催の福津市の津屋崎探訪「天神町区」(津屋崎3丁目)が5月8日開催され、「津屋崎千軒 海とまちなみの会」からも会員ら4人が参加。午後1時40分、同市津屋崎1丁目のカメリア図書館前を出発、大賀康子講師(福津郷土史会の令和4年度会長)らのガイドで江戸時代から栄えた古風な趣のある町並み「津屋崎千軒」の職人町・「天神町区」を同4時20分まで巡りました。

 「海とまちなみの会」と福津市が設置した津屋崎里歩きフットパス標識「旧西鉄宮地岳線津屋崎駅前」が立つ西鉄電車津屋崎駅跡では、そばに残る「電車延長記念碑」について、大賀講師が昭和26年(1951年)に宮地岳駅から津屋崎駅間1.2Kmが延長されたが、平成19年(2007年)3月31日限りで、博多に56年間直結し便利だった電車が新宮駅(福岡県新宮町)から津屋崎駅まで廃線になったと説明=写真@=。このほか、金刀比羅神社御旅所、筑前津屋崎人形巧房、旧上田菓子屋などを訪れ、職人町の祭りや歴史、文化などを学びました。
                      
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2023年04月25日

〈事務局日記〉0399:講演録発行

〈事務局日記〉0399:@240422スキャン・『藍の家120歳!』記念講演講演録の表紙.JPG
写真@:発行された『藍の家120歳!』記念講演講演録の表紙

 〜津屋崎千軒民俗館「藍の家」築120年祝う〜
『藍の家120歳!』記念講演講演録が発行されました

 福津市津屋崎4の津屋崎千軒民俗館「藍の家」が築120年になったのを祝い、令和4年に行われた二つの記念講演会(主催・藍の家、福津市)の内容をボランティア団体・藍の家保存会(古閑由美代表)が中心となって編集、収録した『藍の家120歳!』記念講演講演録(A4判、61n)=写真@=が令和5年3月、福津市から発行され、「海とまちなみの会」事務局にもいただきました。

 藍の家は、明治34年(1901年)に建てられた染物屋(紺屋)・五代目上妻善兵衛氏の2階建て住宅。白漆喰塗り込め壁に格子戸など当時の町屋形式の特徴を伝えています。取り壊しが持ち上がった平成6年(1994年)に旧津屋崎町街並み保存協議会の保存運動で、上妻家が建物を旧津屋崎町(現福津市)に寄贈しました。平成19年(2007年)には、江戸時代から海上交易で栄えた〈津屋崎千軒〉の面影を残す建造物として、国登録有形文化財になり、現在は福津市が管理し、藍の家保存会(「津屋崎千軒 海とまちなみの会」会員)の運営で、地域の文化交流の場として活用されています。令和3年(2021年)で築120年になったのを祝い、記念講演会(入場無料)を「藍の家」座敷で2回開催、「海とまちなみの会」会員や多くの市民が聴講しました。

 最初の講演会は令和4年3月19日、講師に招かれた山田由香里・長崎総合科学大学工学部教授(日本建築史)が、「古くて新しい、藍の家再発見!」の演題で講演。山田教授は平成18年(2006年)、初めて訪れた「藍の家」を国登録有形文化財とするよう福津市に提案、同文化財登録申請の建物所見を執筆し、「藍の家」の同19年(2007年)の有形文化財登録に大きく貢献されました。講演では、藍の家の建物の魅力について「2007年に一目見て、素敵な建物だと思いました。その時、藍の家は105歳でした。それから15年経って120歳を迎えられたということは、人間の還暦を2回することなので、すごいことです。祇園祭りの山笠が見られるように外される1階の格子戸や、欄間の近江八景の彫刻、2階の火に強い漆喰壁、長さ9mの松の梁など外観、構造も素晴らしい。古いけれども、新しいまちづくりができる建物です」と熱心に語られました。

 2回目の講演会は4月23日、藤原惠洋(ふじはらけいよう)九大名誉教授(建築史)を講師に招いて開催。藤原講師(大分県竹田市文化振興財団理事長、前文化審議会世界文化遺産部会委員)は「私たちはどこからきて、今どこにいて、これからどこへ行くのか」〜津屋崎千軒、藍の家をめぐるまちづくり先達との出会いと路上物語〜の演題で話されました。

 藤原講師は、上妻家住宅が旧津屋崎町(現福津市)に寄贈され「藍の家」として保存津屋崎町街並み保存協議会の原田活男会長(津屋崎人形師)と事務局を務めた柴田治さん(美術教師)の力が大きい、と説明。「二人は、人形作り、絵を描くという、物を生み出す人、クリエーターだった。津屋崎の地域固有資源の拠点である歴史的建物を保存、活用する藍の家の取り組みは、市民の社会的合意によるまちそだてのお手本。これからどこへ行くのか、30年後に向けた持続可能なまちそだてのあり方が大切です」と、聴講の多くの市民に呼びかけられました。

 講演後、市民たちは藤原講師の解説付きで津屋崎千軒を巡る「まちあるきワークショップ」も参加、波折神社や豊村酒造別荘の茶室見学などを夕方まで満喫。参加した「海とまちなみの会」事務局会員も、建物の由来やまち全体の物語を解き明かす“建築探偵”を標榜される藤原講師の唯一無二の津屋崎千軒フットパスとして楽しめました。
                                       
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2023年04月18日

〈事務局日記〉0398:津屋崎探訪

〈事務局日記〉0398:@2304181505恵比須神社で説明する大賀康子講師1394.JPG
写真@:恵比須神社(旧東魚町)について鳥居そばで解説する大賀康子講師
    =福津市津屋崎4丁目で、2023年4月18日午後3時5分撮影

福津郷土史会の津屋崎探訪「新町区」に海とまちなみの会も参加
津屋崎千軒の商家の歴史や建築文化を学びました

 福津郷土史会主催の福津市の津屋崎探訪「新町区」(津屋崎4丁目)が4月18日開催されました。

 「津屋崎千軒 海とまちなみの会」からも会員ら4人が参加。午後1時30分、同市津屋崎3丁目の「津屋崎千軒なごみ」を出発、講師の大賀康子さん(福津郷土史会の令和4年度会長)らのガイドで江戸時代から栄えた古風な趣のある町並み「津屋崎千軒」の商人町・「新町区」を同4時まで巡り、豊村酒造や津屋崎千軒民俗館「藍の家」(以上旧横町)など商家の建物、恵比須神社(旧東魚町)=写真@=、石祠「荒神様」(旧横町)の歴史や建築文化などを学びました。
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2023年04月01日

〈活動記録〉0745:宮地浜「夕陽風景時計」4月定期清掃


〈活動記録〉0745:@2304010852清掃する志垣幸枝、井内瑞恵両会員1312.JPG
写真@:宮地浜「夕陽風景時計」版面の清掃作業
    =福津市宮司浜4丁目で、2023年4月1日撮影

人気スポット・宮地浜「夕陽風景時計」の4月清掃作業
光の道$竚iの「宮地嶽神社」参道石段突き当りの海辺で

 「津屋崎千軒 海とまちなみの会」は4月1日午前、福岡県福津市宮司浜4丁目の宮地浜「夕陽風景時計」(幅110cm、奥行き70cm、高さ90cm)の版面の汚れを会員3人で落とし,据え付け台前の浜砂を除くなど定期清掃作業を行いました=写真@=。「夕陽風景時計」をより多くの方が訪ねやすくなるよう、一日も早い新型コロナウイルス感染症の終息を!

 宮地浜「夕陽風景時計」は、本会が福津市制施行10周年記念事業として平成26年(2014年)7月6日、市民ら約2百人から寄せられた募金約40万円で宮地浜に設置。2月23日ごろと10月18日ごろ年に二度だけ、夕陽が参道を黄金色に照らしながら玄界灘に浮かぶ「相島」(福岡県新宮町)の背後に沈む絶景・光の道≠ェ楽しめる「宮地嶽神社」参道石段最上部から、真っすぐ1.4`先の海辺にあります。扇形に描いたステンレス製の時計版の縦軸に日没時刻、横軸に方位と水平線に見える島影の約150度の「パノラマ風景」が刻まれており、横八文字形の「夕陽ループ曲線」をたどれば、一年間を通じて夕陽が沈む方向と時刻が分かります。

 光の道$竚iは、平成28年(2016年)2月に人気アイドルグループ「嵐」(2020年末で活動休止)のJALの国内旅行企画CMで、テレビ放映され、全国的に知られる夕陽絶景が楽しめる人気スポットに。宮地浜「夕陽風景時計」も、NHK総合テレビで同年12月2日に「夕日の町に新名所」として福岡県内で放送され、同月28日の「NHKニュース おはよう日本」で「人気! 夕日が見える新名所」として全国放送されて有名になりました。海とまちなみの会では、夕陽の絶景が楽しめる人気スポットとして貴重な時計を守っていきたいと、毎月保守点検を兼ねた清掃作業を行っています。
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2023年03月28日

〈事務局日記〉0397:「宗像植物友の会」が『かくれみの第50号』を発行

〈事務局日記〉0397@『『かくれみの第50号』の表紙01.JPG
写真@:「宗像植物友の会」の機関誌『かくれみの第50号』表紙

「宗像植物友の会」が機関誌『かくれみの第50号』を発行、本会へ寄贈
津屋崎の自然、歴史の保全に尽くされた先達も掲載されています

 福岡県宗像・福津両市の植物に親しみ自然を大切にする人たちで組織している「宗像植物友の会」(吉田剛会長、会員48人=事務局・宗像市日の里)が2023年1月29日、機関誌『かくれみの第50号』(B5判、79n)=写真@=を発行、「津屋崎千軒 海とまちなみの会」に寄贈されました。1973年(昭和48年)1月発足した「宗像植物友の会」の50周年記念事業と50年の植物調査記録をまとめた充実した内容。昔ながらの自然の道を歩き、四季折々の野の花や木々の緑、野鳥の囀り、里海・里山の景観などを五感で楽しみ、心身をリフレッシュする「津屋崎里歩きフットパス」を毎年開催している「海とまちなみの会」には、植物ガイドにも大変参考になる資料に富み、津屋崎の自然や文化、歴史を大切にしてこられた先達のお名前もうかがえる貴重な文献の一つといえそうです。

 「宗像植物友の会」は、宗像・福津両市や県内近郊の植物自生地で植物を観察する例会を毎年重ね、地元自治体の自然環境調査や宗像市史の植物目録編纂にも尽力。2022年2月6日発行の『宗像・福津の植物ガイド』では、20周年記念で発行した写真集『宗像の植物』以後、荒廃が目立つ自然環境の変化を記録したいと発足50周年を記念して発行されました。海辺の植物、湿性植物、草本、木本に分けて、スナビキソウ、カノコユリ、キジョランなどの植物を解説記事にカラー写真付きで紹介されています。

 『かくれみの第50号』=写真A=では、冒頭に黒川康子前会長が「コロナ禍の中の50周年記念事業と50年の植物記録」と題した寄稿で、「故安部郁郎氏を会長として会員34人で発足し50年が経ちました」と説明。安部郁郎氏は、旧津屋崎町(現福津市津屋崎)出身の小学校校長で、旧「津屋崎の自然と開発を考える住民の会」副会長もされました。黒川氏は50周年記念事業では、『宗像・福津の植物ガイド』発行をはじめ、2022年10月に福原達人福岡教育大教授を招いた記念講演会(演題・「宗像の植物から学んだこと」)を宗像ユリックスで開催、会場に設けた50年を振り返るコーナーに故柴田治氏=元中学校美術教諭。明治の紺屋・上妻家住宅(国登録有形文化財「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」の保存活動団体・「旧津屋崎町街並み保存協議会」事務局長=が描いて「かくれみの」に掲載されたホタルカズラの挿絵原画などを展示したことを紹介されています。50年の植物記録では、福津市黒石川の東側土手に自生していた塩生植物・ハマゴウ20株ほどが護岸工事のため伐採されるなど、自然環境の変化で貴重な植物の生息地の減少が目立っているという。
〈事務局日記〉0397A『かくれみの第50号』の裏表紙02.JPG
写真A:福津市八並に自生のマコモなど「宗像植物友の会」会員が撮影した植物のカラー写真10枚を掲        
載した『かくれみの第50号』裏表紙
                                    
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2023年03月21日

〈企画事業〉207:「“春分の日”の津屋崎里歩きを楽しむフットパス」開催

〈企画事業207:@2303211030ホトケノザの花の絨毯の横を歩く竹中美雪ガイド1261.JPG
写真@:ホトケノザの花の絨毯脇のあぜ道を歩く“春分の日”のフットパスを楽しむ参加者たち
    =福津市在自で、2023年3月21日午前10時30分撮影

〜福津市・「在自山・田園ビューポイント」から新堤池、金刀比羅神社で里の春探訪〜
“春分の日”の津屋崎里歩きを楽しむフットパス開催

 福津市・「在自山・田園ビューポイント」から新堤池、金刀比羅神社で里の春を探訪――。福津市複合文化センター「カメリアステージ」と、まちづくりボランティア団体・「津屋崎千軒 海とまちなみの会」は3月21日、“春分の日”の津屋崎里歩きを楽しむフットパスを開催。参加者15人は小雨の中、約3Kmを約2時間そぞろ歩きし、畦道沿いに広がる野草・ホトケノザの紫の花の絨毯=写真@=や、鶯のさえずりなど春の自然を五感で楽しみました。

 参加者は午前10時に福津市津屋崎1丁目のカメリアステージ図書館玄関前をスタート。「海とまちなみの会」ガイドの案内で、本会が平成26年(2014年)に市制施行10周年記念事業として市都市計画課と共働で開設した市内初のフットパス・「津屋崎里歩きフットパス」(宮地浜「夕陽風景時計」発着の津屋崎松原や宮地嶽神社参道の“光の道”絶景地を巡る歩程6.8`・b、所要2時間半)コースの同市津屋崎7丁目の「在自山・田園ビューポイント」を経て、農業用ため池「新堤池」の野鳥・ホシハジロや道端に生えた野草・ノビルなどを観察しました。この後、海上守護の神様・在自の金刀比羅神社を巡り、11時50分に同図書館に帰着しました。

 「海とまちなみの会」では毎年10月、“絶景の道”と宮地浜「夕陽風景時計」・松原を巡るフットパスを「カメリアステージ」と開催していますが、“春分の日”の津屋崎里歩きを楽しむフットパスの開催は初めてで、2024年以降も4月のフットパスとして定例開催する計画です。
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2023年03月18日

〈活動記録〉0744:宮地浜「夕陽風景時計」3月定期清掃

〈事務局日記〉0396:@2302131436・修復工事が終わった「夕陽風景時計」案内板1108.JPG
写真@:皆様の修復費寄付金で立て直せた「夕陽風景時計」案内掲示板
    =福津市宮司浜4丁目の市宮地浜駐車場で撮影

人気スポット・宮地浜「夕陽風景時計」の3月清掃作業
光の道$竚iの「宮地嶽神社」参道石段突き当りの海辺で
〜皆様の案内掲示板修復費のご寄付に感謝申し上げます〜

 「津屋崎千軒 海とまちなみの会」は3月18日午前、福岡県福津市宮司浜4丁目の宮地浜「夕陽風景時計」(幅110cm、奥行き70cm、高さ90cm)の版面の汚れを会員2人で落とし,据え付け台前の浜砂を除くなど定期清掃作業を行いました。皆様の修復費寄付金で立て直せた案内掲示板(高さ210p、幅180p)=写真@=を道しるべに、「夕陽風景時計」をより多くの方が訪ねやすくなるよう、一日も早い新型コロナウイルス感染症の終息を!

 宮地浜「夕陽風景時計」は、本会が福津市制施行10周年記念事業として平成26年(2014年)7月6日、市民ら約2百人から寄せられた募金約40万円で宮地浜に設置。2月23日ごろと10月18日ごろ年に二度だけ、夕陽が参道を黄金色に照らしながら玄界灘に浮かぶ「相島」(福岡県新宮町)の背後に沈む絶景・光の道≠ェ楽しめる「宮地嶽神社」参道石段最上部から、真っすぐ1.4`先の海辺にあります。扇形に描いたステンレス製の時計版の縦軸に日没時刻、横軸に方位と水平線に見える島影の約150度の「パノラマ風景」が刻まれており、横八文字形の「夕陽ループ曲線」をたどれば、一年間を通じて夕陽が沈む方向と時刻が分かります。

 「夕陽風景時計」設置以来8年間の雨水で、2023年1月までに案内掲示板の長方形の板枠が腐食し、掲示板の高さ90pの所に設置していた解説文や位置表示のイラスト入りのアルミ複合板が剥落。木製支柱の根元は腐っていないので、支柱を木材で補強、雨がしみ込まないよう笠木を付けて修復する工費約12万円が必要のため、海とまちなみの会の2022年度予算繰越見通し金約4万円を修復費に充てることにし、残り8万円の募金を呼び掛け、3月14日までに福津市と千葉、愛知両県の会員15人、福岡、宗像、福津3市の市民4人の計19人の方から9万5千5百円のご寄付をいただきました。浄財をお寄せいただいた皆様に心より感謝申し上げます。

 光の道$竚iは、平成28年(2016年)2月に人気アイドルグループ「嵐」(2020年末で活動休止)のJALの国内旅行企画CMで、テレビ放映され、全国的に知られる夕陽絶景が楽しめる人気スポットに。宮地浜「夕陽風景時計」も、NHK総合テレビで同年12月2日に「夕日の町に新名所」として福岡県内で放送され、同月28日の「NHKニュース おはよう日本」で「人気! 夕日が見える新名所」として全国放送されて有名になりました。海とまちなみの会では、夕陽の絶景が楽しめる人気スポットとして貴重な時計を守っていきたいと、毎月保守点検を兼ねた清掃作業を行っています。
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2023年02月19日

〈事務局日記〉0396:「夕陽風景時計」案内板立て直し

〈事務局日記〉0396:@2302131436・修復工事が終わった「夕陽風景時計」案内板1108.JPG
写真@:立て直された「宮地浜「夕陽風景時計」案内掲示板
    =福岡県福津市宮司浜4丁目の市営宮地浜駐車場で撮影

宮地浜「夕陽風景時計」案内掲示板の立て直しに感謝申し上げます

光の道¥o現(2月23日、24日ごろ)前に修復費募金の目標達成

 福岡県福津市のまちづくりボランティア団体「津屋崎千軒 海とまちなみの会」は、夕陽が沈む時刻と方角が分かり、水平線の島々が描かれた約150度のパノラマ風景が楽しめる宮地浜「夕陽風景時計」の案内掲示板(高さ210p、幅180p)修復費8万円の寄付への協力を会員や市民に呼び掛けていましたが、2月19日までに募金目標額に達し案内板を建て直しました=写真@=。浄財をお寄せいただいた各地の皆様に心より感謝申し上げます。

 募金は、福津市と千葉、愛知両県の会員や福岡・宗像両市民の計17人からいただきました。お陰様で、福津市宮司元町の「宮地嶽神社」参道を夕陽が黄金色に照らす絶景・光の道≠ェ2023年最初に現れる2月23日、24日ごろを前に修復費を充たすことができました。

 宮地浜「夕陽風景時計」(緒方義幸会員考案)は、「海とまちなみの会」が宮地嶽神社の参道石段から直線で1.4Km先の宮地浜に、約2百人から寄せられた1口千円以上の寄付金約40万円で2014年に設置。同時に同時計前を発着点として津屋崎松原や神社参道を巡る「津屋崎里歩きフットパス」(歩程6.8q)を同市と共働で設け、2015年に同フットパスがNPO法人・新日本歩く道紀行推進機構(事務局・東京)の『絶景の道100選』に認定され、2016年には人気アイドルグループ「嵐」のテレビ放送CMで参道が光の道≠ニして全国的に知られる絶景スポットに。宮地浜「夕陽風景時計」も、NHK総合テレビで同年12月2日に「夕日の町に新名所」として福岡県内で放送され、同月28日の「NHKニュース おはよう日本」で「人気! 夕日が見える新名所」として全国放送されて有名になりました。

 宮地浜「夕陽風景時計」の案内掲示板は、「海とまちなみの会」が同時計から約30m宮地嶽神社寄りの国道495号線宮地浜交差点そばの福津市営宮地浜駐車場に2014年に設置。年に2度だけ現れる光の道¢フ験に訪れた観光客の方たちが同駐車場に車を止め、案内板の解説文を見て時計の見方を理解し、時計の版面を眺めて誕生日や結婚記念日などの夕陽が沈む時刻と方角を確かめてもらうのが狙いです。設置以来8年間の雨水で、2023年1月までに案内掲示板の長方形の板枠が腐食し、掲示板の高さ90pの所に設置していた解説文や位置表示のイラスト入りのアルミ複合板が剥がれ落ちました。

 掲示板修復費の見積を依頼した福津市内の工務店によると、木製支柱の根元は腐っていないので、支柱を木材で補強、雨がしみ込まないよう笠木を付けて修復する工費が11万4千円必要。このため、海とまちなみの会の2022年度会費の繰越見通し金3万4千円を修復費に充当し、残り8万円を会員と各地の「夕陽風景時計」ファンの方たちの寄付金で集められればと募金を呼びかけていました。皆様のご協力に厚く御礼を申し上げます。
                                                       
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2023年02月06日

〈事務局日記〉0395:「夕陽風景時計」案内板修復費寄付お願いのチラシ

スキャン・チラシ宮地浜「夕陽風景時計」案内板修復費の寄付金募集.JPG
写真@:「宮地浜「夕陽風景時計」案内掲示板修復費お願いのチラシ

宮地浜「夕陽風景時計」の案内掲示板修復費の寄付金お申し込み相次ぐ

光の道¥o現の2月23日、24日ごろまでに募金目標達成にご協力を

 福岡県福津市のまちづくりボランティア団体「津屋崎千軒 海とまちなみの会」は、夕陽が沈む時刻と方角が分かり、水平線の島々が描かれた約150度のパノラマ風景が楽しめる宮地浜「夕陽風景時計」の案内掲示板(高さ210p、幅180p)修復費8万円の寄付金(1口千円以上)お願いのチラシ=写真@=を作製、会員や市民に協力を呼び掛けています。2月17日までに福津、福岡両市内や千葉、愛知両県内の会員、市民13人から千円〜1万円の寄付(計6万円)のお申し込みがあり、感謝申し上げます。福津市宮司元町の「宮地嶽神社」参道を夕陽が黄金色に照らす絶景・光の道≠ェ2023年最初に現れる2月23日、24日ごろまでに修復費を充たす浄財が各地の皆様からお寄せいただければ幸いです。

 宮地浜「夕陽風景時計」(緒方義幸会員考案)は、「海とまちなみの会」が宮地嶽神社の参道石段から直線で1.4Km先の宮地浜に、約2百人から寄せられた1口千円以上の寄付金約40万円で2014年に設置。同時に同時計前を発着点として津屋崎松原や神社参道を巡る「津屋崎里歩きフットパス」(歩程6.8q)を同市と共働で設け、2015年に同フットパスがNPO法人・新日本歩く道紀行推進機構(事務局・東京)の『絶景の道100選』に認定され、2016年には人気アイドルグループ「嵐」のテレビ放送CMで参道が光の道≠ニして全国的に知られる絶景スポットに。宮地浜「夕陽風景時計」も、NHK総合テレビで同年12月2日に「夕日の町に新名所」として福岡県内で放送され、同月28日の「NHKニュース おはよう日本」で「人気! 夕日が見える新名所」として全国放送されて有名になりました。

 宮地浜「夕陽風景時計」の案内掲示板は、「海とまちなみの会」が同時計から約30m宮地嶽神社寄りの国道495号線宮地浜交差点そばの福津市営宮地浜駐車場に2014年に設置。年に2度だけ現れる光の道¢フ験に訪れた観光客の方たちが同駐車場に車を止め、案内板の解説文を見て時計の見方を理解し、時計の版面を眺めて誕生日や結婚記念日などの夕陽が沈む時刻と方角を確かめてもらうのが狙いです。残念ながら設置以来8年間の雨水で、2023年1月までに案内掲示板の長方形の板枠が腐食し、掲示板の高さ90pの所に設置していた解説文や位置表示のイラスト入りのアルミ複合板が剥がれ落ちました。

 福津市内の工務店に掲示板の修復費の見積をお願いしたところ、木製支柱の根元は腐っていないので、支柱をつぎ足し、雨がしみ込まないよう笠木を付けて修復するのが適当として、工費11万4千円という。「海とまちなみの会」では2022年度会費の繰越見通し金3万4千円を修復費に充当し、残り8万円を会員と「夕陽風景時計」ファンの各地の皆様の寄付金で集められればと2月26日の例会まで募金を呼びかけています。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       
 「海とまちなみの会」への「夕陽風景時計」案内掲示板修復費の寄付金は、銀行お振り込みの場合は西日本シティ銀行福間支店普通預金口座(「津屋崎千軒 海とまちなみの会 会長吉村勝利」、口座番号1304781)をご利用いただければ幸いに存じます(振り込み手数料のご負担もご容赦ください)。また、2月19日(日)11時〜15時開館の観光ガイド事務所「貝寄せ館」(福津市津屋崎三丁目18番16号)でガイド当番の会員か、最寄りの会員でもお受けいたします。連絡、お問い合わせは本会事務局・吉村へE-mail:yosi3019@sage.ocn.ne.jpでお願いします。
posted by ケント at 20:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 事務局日記